Visualizer
Visualizerは、EffeTuneで処理した音声を自由にカスタマイズできる画面に表示します。波形、スペクトラム、流れるスペクトログラム、ステレオイメージ、音符のスペクトログラムを、代表画像や曲情報と並べて表示できます。表示を変えても音は変わりません。
開き方と表示
EffeTune 画面のヘッダーにある Visualizer ボタンを選びます。設定 > 環境設定... で起動時の表示にも指定できます。mImageViewer には、デスクトップ版 EffeTune の「表示」メニューやミニプレーヤーはありません。
まずは組み込みのプリセットを選んでください。プリセットは16:9、21:9、4:3、1:1、9:16の比率ごとに分かれています。プリセットを選ぶと、現在のレイアウトが置き換わります。グラフには、有効なすべてのエフェクトを通った、出力直前の音声信号が表示されます。
どの比率にも、共通の10種類のプリセットがあります。
Mastering Console: 左右を重ねたスペクトラム、スペクトログラム、ステレオ表示、ラウドネスメーター、セグメント表示のレベルメーターを暗色のパネルに並べます。
Spectral Studio: 大きな高解像度スペクトログラムと縦向きのバースペクトラムの組み合わせです。
Harmony Lab: 検出した音をピアノロール形式で表示し、音名の分布をクロマスパイラルで示します。
Phosphor Scope: アナログブラウン管のような緑の輝きでオシロスコープとステレオ表示を描きます。
Hi-Fi Deck: 往年のオーディオ機器の蛍光表示管のように、セグメント表示のスペクトラムとレベルメーターを映し出します。
Vintage VU: ウォールナットの枠と背面照明付きのクリーム色文字盤を備えたVUメーターで、左右のチャンネルを表示します。
Now Playing: ぼかしたアルバムアートを背景に、アルバムアート、曲情報、スペクトラムバーを表示します。
Neon Pulse: 低音に合わせて背景が脈打つ、映り込み付きのネオン調バースペクトラムです。
Phase Galaxy: 位相マップを、光りながら回転する星のように見せます。
Chroma Mandala: クロマスパイラルを万華鏡のように見せます。
このほかの7種類は、それぞれが最も映える比率に用意されています。
Fretboard(21:9、9:16): 検出した音をギターのネック上に示し、ビート表示を添えます。21:9ではネックの上にピアノロール表示も加わります。
Power Amp(21:9、16:9): 黒いアンプのフロントパネルに青く光るVUメーターを並べます。
Round Dials(1:1、9:16): 真鍮の縁に収めた丸型のVUメーターです。
Beat Stage(16:9、9:16): 低音に合わせて膨らむ大きなビートの円の中に検出したテンポを表示し、ネオン調のスペクトラムバーと組み合わせます。
Cinema Strip(21:9): 画面幅いっぱいのスペクトログラムと10秒分の波形を並べます。
Meter Bridge(21:9、4:3): True Peak、VU、ゆっくり応答するRMS、ラウドネスの各メーターを、レベルメーターと波形の帯の上に並べます。同じ音楽に各メーターがどう反応するかを見比べられます。
Counter Gallery(16:9):機械式、LED、VFD、LCD、ドットマトリクス、フリップ、ニキシー管風の8つのカウンターを同時に表示します。30 fpsで計算したフレーム表示も含みます。動きを見比べたり、眺めて楽しんだり、気に入ったCounterだけを自分のレイアウトにコピーしたりできます。
表示領域にポインターを重ねると ⛶ が現れます。押すと、指定した縦横比を保ったまま EffeTune の表示領域いっぱいに拡大します。端が切り取られることがあります。再度 ⛶ を押すか、Esc で元に戻ります。
レイアウトを編集する
Editを選ぶと、レイアウトをカスタマイズできます。変更はすぐに反映され、次にEffeTuneを開いたときにも復元されます。編集するだけでは保存済みのプリセットは上書きされません。名前を付けて残したいときは、プリセットダイアログの保存を使います。
編集モードでは、左側に全体のシーン設定、アイテム一覧、画質があります。中央がキャンバスで、右側に選択中のアイテムの設定が表示されます。数値の設定は、スライダーで調整するか、値を直接入力します。
細かく配置するには、キャンバスのツールバーの−と+、またはCtrl+スクロールで、ポインターを中心に拡大します(10~400%)。全体表示は表示枠全体を中央に収めます。表示位置の移動は、マウスホイールまたはトラックパッドで行うか(Shiftを押すと横スクロール)、マウスの中ボタンでドラッグするか、Space+左ドラッグで行います。キャンバスにフォーカスがあるときは、+と−で中央を基準に拡大・縮小し、0で全体表示にします。表示位置の移動や拡大・縮小は元に戻すの履歴に入りません。
アイテムを表示枠の外まで移動したりサイズを広げたりすると、編集時も通常表示でも枠の端で切り取られます。選択用のハンドルは編集エリアで操作できるまま残ります。例えば、Shapeの一部を枠の外に出して配置すると、表示の端にぴったり接するパネルを作れます。
表示の比率、背景色、背景画像を選びます(大きな画像は自動的に縮小されます)。テーマの色では、トレースのパレットを変えずに、このレイアウトのグラフの基調色、淡いグラフの塗り、細かいグリッド線と主要なグリッド線、グラフのラベル、軸タイトル、メーターの目盛りの色を変えられます。変更していない色には、EffeTuneのUIテーマに関係なく、既定のダークテーマの色が使われます。元に戻すには既定の色を使用をクリックします。
グラフスケール(×0.50~×3.00、既定値×1.00): グラフは小さなウィンドウから4Kまで、比例して拡大・縮小されます。グラフスケールは、レイアウト全体の線、目盛り、ピークの印、グラフのラベルを拡大・縮小します。Title、Album、Artist、Textはそれぞれの文字サイズを保ちます。
Oscilloscope、Spectrum、Spectrogram、Stereo、Level Meter、Analog Meter、Notes、Guitar、Chroma Spiral、Phase Map、Rhythm Analyzerのグラフ、またはArtwork、Title、Album、Artist、Counter、Text、Shapeを追加します。アイテムはドラッグで移動し、ハンドルをドラッグしてサイズを変えます(Shiftで縦横比を保ち、Ctrlで中心を基準にサイズを変えます)。位置を揃えるにはグリッドに吸着を使い、吸着を無視するにはAltを押しながらドラッグします。重なり順は上へ移動、下へ移動、最前面へ、最背面へで変えます(一覧で下にあるアイテムほど手前に表示されます)。選択中のアイテムを複製するには、Ctrl+Dを押すか、Altを押しながらドラッグします。
複数のアイテムを選ぶには、キャンバスまたは一覧でShift+クリックします(一覧ではCtrl+クリックも使えます)。キャンバスの空いた所で選択範囲をドラッグして選ぶこともできます(Shift+ドラッグで選択に追加)。アイテムが重なっている所では、Ctrl+クリックで、ポインターの下にあるアイテムを順に選べます。Ctrl+Aですべて選択し、Escで選択を解除します。移動、削除、複製、切り取り、コピー、貼り付けは、選択中のすべてのアイテムに適用されます。選択中のアイテムがすべて同じ種類のときは、右側での変更がすべてのアイテムに反映され、端揃えや中央揃えのボタンも使えます。
元に戻すとやり直す(Ctrl+Z / Ctrl+Y)で、現在のセッション中のレイアウト編集、プリセットの読み込み、リンクの読み込みを取り消したりやり直したりできます。アイテムを切り取り、アイテムをコピー、アイテムを貼り付け(Ctrl+X、Ctrl+C、Ctrl+V)では、クリップボードを通してアイテムを移せます。アイテムを貼り付けでは、クリップボードにあるVisualizerの共有リンクも読み込めます。選択中のアイテムを削除するにはDeleteを押します。キャンバスを右クリック(または長押し)すると、これらのコマンドをすぐに使えます。
各グラフは、既定で出力チャンネル1–2を表示します。単一のチャンネルを選ぶと、そのチャンネルをグラフ全体に表示します(Level MeterとAnalog Meterでは1本のバーまたは1つのメーターになります)。どちらの軸も反転できます。
色の種類: 単色では色を1つ選びます。グラデーションでは、色の停止点を編集でき、24種類のプリセットも使えます(プリセットを選んで適用をクリック)。グラデーションを反転は停止点の順序を逆にします。Hueは時間とともに色を変え、Scrollはグラデーションを動かします。どちらも速さと色の動きを反転を調整できます。
Title、Album、Artistでは、フォント、サイズ、左右と上下の揃え位置、文字間隔、大文字/小文字、太字、斜体、縁取り、影を個別に設定できます。ArtworkとVideoは角を丸くするに対応しています。
固定のラベルや部屋の名前を表示するにはTextを追加します(最大4096文字、複数行に対応)。Titleと同じ文字、縁取り、影の設定を使えます。
Counterを追加すると、音響調整が処理した音声の累積時間を表示します。mImageViewer の曲の再生位置とは一致せず、シーク先の時刻にも移りません。音声処理が止まると進まず、曲の切り替えでも必ず0に戻るわけではありません。クリックして0へ戻す外部入力用の操作は使えません。
プレイリスト番号、時、分、秒、秒未満の表示を個別に切り替えられます。既定の表示は
hh:mm:ss.mmmで、番号は非表示です。mImageViewer では番号は00になります。表示する最上位の単位には合計時間を表示します。時を隠すと合計分、時と分を隠すと合計秒になります。小数桁数(1~4、既定値3)で秒の小数部の桁数を選びます。3桁でミリ秒表示になります。区切り › 時刻(既定値
:)、秒未満(既定値.)、番号(既定値は空白1文字)には、それぞれ8文字まで入力でき、空欄にもできます。秒未満の形式は小数またはフレームから選びます。小数桁数は小数表示に適用されます。フレームは音声の処理累積時間とフレームレート(1~120、既定値30)から計算し、0から設定値の1つ手前までを表示します。mImageViewerで再生中の動画の時刻や実際のフレームを読み出す表示ではありません。
フォントでは、数字用の7セグメント、ドットマトリクス、ワイヤー数字も選べます。すべて同梱されており、オフラインで使えます。既存の色設定やGlow効果も組み合わせられます。
切り替え › 効果はなし(既定)、ロール、フリップ、クロスフェードから選びます。ロールでは、表示している時間の最下位桁が滑らかに回転し、上位桁は下位桁の繰り上がりに合わせて動きます。フリップは上下に分かれた表示板をめくり、クロスフェードは新旧の数字を重ねて切り替えます。時間(0~1000 ms、既定値150 ms)はフリップとクロスフェードに適用されます。
最小桁数(1~8、既定値2)で、表示する最上位の整数時間単位の最小桁数を設定します。先頭を0で埋める(既定でオン)をオフにすると、0の代わりに空白で埋めます。指定より長い数値も省略せずに表示します。
背景 › パターンはなし、全点灯(7セグメントまたはドットの全点灯、それ以外は8)、全数字(0~9を重ねて表示)から選びます。不透明度と色で、表示中の数字の背後に薄く見える形を調整できます。消灯中のセグメントやドットを表現するには全点灯、ニキシー管風にするには全数字を使います。
数字の窓 › 表示を有効にすると各桁を窓で囲みます。枠の色、枠の太さ、背景色、背景の不透明度、角の丸みを調整でき、内側の陰影で奥行きを加えられます。フリップには中央の継ぎ目と陰影が付きます。
プリセットから機械式、赤色LED、青緑色VFD、クラシックLCD、ドットマトリクス、フリップ、ニキシー管を選び、好みに合わせて調整できます。時間の表示項目、区切り、小数桁数、最小桁数、先頭の0の設定、配置とサイズは変わりません。テープデッキ風にするには、秒未満を隠して機械式を選んでみてください。
mImageViewer の EffeTune は歌詞を表示しません。Lyrics は追加メニューにありません。既存または読み込んだレイアウトにある Lyrics アイテムは編集できますが、再生中の歌詞は渡されません。
既存または読み込んだ Lyrics アイテムを編集する場合、一覧または1行を選びます(1行では次の行を表示も選べます)。一覧表示では、スクロール(縦)、ステップ(縦)、スクロール(横)、ステップ(横)を選べ、ステップ遷移時間(0~2秒、既定値0.18秒)と現在行の位置(0~100%、既定値50%)を調整できます。単語のハイライトは、単語ごとの時刻がある場合に現在の行を徐々に塗り進めます。オフセット(−10~+10秒)で同期を微調整します。正の値にすると歌詞が遅れて表示されます。時刻のない歌詞は常に一覧で表示され、曲の進行に合わせてスクロールします。ハイライトはしません。
行間(50~300%、既定値100%)は行の間隔を調整します。フェードイン時間(0~10秒、既定値1秒)とフェードアウト時間(0~10秒、既定値3秒)は、各曲の始めと終わりでLyricsアイテムをフェードさせます。0にすると、そのフェードは無効になります。
Video は追加メニューにありません。既存または読み込んだ Video アイテムは編集できますが、mImageViewer の映像は渡されません。映像がないときはアートワークを表示を有効にすると、渡された代表画像を表示できます。
パネル、枠、区切り線を作るにはShape(長方形、楕円、三角形、横向きの直線)を追加します。塗りつぶしの不透明度、枠線の色、枠線の太さ、枠線の不透明度、角の半径を調整できます。楕円の幅と高さを同じにすると円に、塗りつぶしの不透明度を0%にすると枠だけに、枠線の太さを0にすると枠線なしになります。
グラフを調整して読む
Spectrumは周波数ごとのレベルを示し、ピークの印が徐々に下がります。向きは横(既定)と縦を切り替えます。表示は線または棒を選びます。棒では、バンド数(8~128、既定値48)で棒の本数を、1目盛りのdB(0.5~12 dB、既定値1 dB、0で連続)で1ブロックの大きさを設定します(小さいほど細かい段になります)。量子化(既定でオン)は、測定したレベルを変えずに、棒とピークをブロック単位にそろえます。ポイント数は解析サイズで、増やすと近い周波数を分けやすくなりますが、反応は遅くなります。周波数スケールは対数(HQ)(既定)、対数、線形を選び、最大周波数は上限(1~40 kHz、既定値40 kHz)を設定します。スムージングは最大1オクターブの幅でならして曲線を穏やかにし(既定値0)、dB範囲は表示する最も小さいレベルを設定します(既定値−96 dB。より小さい負の値にすると静かな成分まで見えます)。鍵盤はピアノの目安を加え、鍵盤の長さで鍵盤の長さを設定します(既定値の100%は実際のピアノの鍵盤の半分、200%で実物と同じ)。鍵盤、軸とグリッド、軸のラベルと数値は既定でオフです。
Spectrogramは、縦方向の周波数を時間とともに流して表示します。Spectrumと同じポイント数(既定値4096)、周波数スケール(既定値対数(HQ))、dB範囲、最大周波数、鍵盤、軸の設定を使います。
Stereoは、ステレオイメージをひし形の上の点で示します(両チャンネルに共通する音は縦方向、左右の差は横方向に広がります)。ピークの輪郭も描きます。ピーク、相関、バランス(いずれも既定でオン)は、ピークの輪郭、相関バー(左右が一致すると+1、逆相では−1)、バランスバー(どちらが大きいかをdBで表示)の表示を切り替えます。窓幅(10~1000 ms、既定値100 ms)は表示する直近の音の長さです。短いほど瞬間的な変化に追従し、長いほど表示が安定します。
Level Meterは、各チャンネルのレベル(既定値−96~0 dB、dB範囲は−144~−48 dB)を横または縦に表示します。バーは連続またはセグメント表示(1目盛りのdB)で、ピークホールドの印と、5秒間表示されるOVERLOADの警告があります。軸とグリッド、軸のラベルと数値、レベル値(保持したピーク値。ピークがオフのときは現在のレベル)で、目盛りと数値の表示を切り替えます。3つとも既定でオフですが、OVERLOADは常に表示されます。色は単色、グラデーション、ヒートマップに対応しています。
Oscilloscopeは、表示時間(1~10000 ms、既定値10 ms)にわたる波形の振幅を描きます。短い時間では線で、長い時間では最小値と最大値の間を帯で描きます。トリガーモードは、自動(既定。トリガーがなくても更新を続ける)、通常(信号がトリガーエッジの向きにトリガーレベルを横切るまで直前の波形を保持する)、オフ(連続してスクロールする波形。トリガーの設定は無視される)から選びます。トリガーレベル(−1~1、既定値0)、トリガーエッジ(立ち上がり(既定) / 立ち下がり)、ホールドオフ(0.1~10 ms、既定値0.1 ms。長いほど短い間隔での再トリガーを抑える)で、波形を取り込む位置を決めます。表示レベル(−96~0 dB、既定値0 dB)は下げるほど小さな波形を大きく表示し、垂直オフセット(−1~1、既定値0)は正の値で波形を上へ動かします。
Notesは、検出した音高を1~10秒の表示時間にわたって横または縦の配置で表示します。音高分解能(1/12オクターブまたは高分解能)、音量(既定でオン。各音の相対的な音量をバーの太さで示す)、最低音 / 最高音を設定でき、鍵盤と軸も表示できます。
Guitarは、検出した音高を指板上に示します。ギター、ベース、ウクレレのチューニングをプリセットから選ぶか、開放弦を入力し(最大10弦)、最低フレット、最高フレット、カポを設定します。ポジション表示では、すべてのポジション(該当するフレットすべて)、押さえ方を1つ(音ごとに弾ける位置を1つ。音どうしを別の弦に分け、指の開きが小さく、直前の手の位置に近い位置を選ぶ)、押さえ方1つ+他の候補(ほかの位置を薄く表示)を選びます。ラベルはなし、音名 (♯)、音名 (♭)、ルートからの度数から選びます。ルートを自動 (最低音)にすると検出した最低音に追従し、特定の音を選ぶとスケールガイドを重ねられます。検出しきい値(10~90%、既定値50%)は、音が表示されるのに必要な強さです。余計な音がちらつくときは上げてください。音量で円の大きさを変えるは、大きな音ほど円を大きく描きます(最も小さな音は3分の1の大きさ)。ほかに、減衰時間(0~2秒)、配置(横向きのタブ譜または縦向きのコードダイアグラム)、フレットレス(チョーキング、ビブラート、スライドに合わせて音程を連続的に配置)、実際のフレット間隔、指板の塗りつぶし、ポジションマーク、フレット番号、弦名、左右反転を調整できます。
Chroma Spiralは、検出した音を1オクターブで1周する渦巻きにDotsまたはFillで並べます。最低オクターブ、最高オクターブ、周波数の傾斜、レベル範囲、表示下限を設定できます。
Phase Mapは、Phase Select EQの表示と同じように、周波数成分を縦に、左右の位相(中央が0°、両端が±180°)またはバランスをX軸にとって描きます。明るく大きい点ほど強い成分です。dB範囲(−96~−24 dB、既定値−72 dB)は、最も強い成分から下に表示する範囲です(より小さい負の値にすると静かな成分まで見えます)。基準レベル下限(−120~−24 dB、既定値−40 dB)は基準レベルの下限で、最も強い成分でもこれより小さいと点は小さく薄くなります。残像時間(0.1~2.0秒、既定値0.5秒)は長くするほど軌跡が濃く残ります。軸は既定でオフです。
Analog Meterは、Analog Meterエフェクトと同じ指針の動きと目盛りの設定で、VU(既定)、PPM、RMS、Sample Peak、True Peak、Loudness、Customの各モードの指針メーターを表示します。選んだモードで使う設定だけが表示されます。Customでは検波器、指針応答時間、オーバーシュート、目盛りが加わり、測定方式、指針の速さ、指針の跳ね方、目盛りを選べます。選んだ検波器や目盛りに当てはまらない設定は、その場に残ったまま無効になります。Loudnessでは、Momentary、Short-term、Integrated、LRA、最大True Peakを示すプログラムメーターが、チャンネルごとのメーターの前に並びます。Integrated、LRA、最大True Peakは、Visualizerを閉じたり隠したりしたとき、またはチャンネル、モード、指針を変えたときに測り直しになります。測定の設定に加えて外観の設定もあり、フラットなアンプ風のメーターや丸型のビンテージメーターを作れます。
目盛りの形状: 目盛りの曲率(0%の直線~100%の円弧)、目盛りの開き角(30°~160°、既定値100°)、支点を下げる(0~100%)。
指針の外観: 指針の根元を隠す(0~90%)、指針の長さ(50~120%、既定値102%)、指針の太さ(0.5~8)、針先の形(線、先細り、矢印。矢印では矢じりの縦横比を0.25~4.00で設定)、支点の丸印のサイズ(0~20)。
文字盤の表示: VUモードでの補助の%目盛りと読みの単位(100%は選んだ基準レベルでの0 VU。パーセントは電圧比なので、50%は約−6 VU)、および数値の読み、チャンネルの見出し、モードの見出し、− / + の印、正の目盛りに+を付ける、赤い領域の切り替え。
メーターの文字盤: 窓の形(長方形、楕円、円)、文字盤の色、文字盤の不透明度、文字盤の枠線の色、文字盤の枠線の太さ、周辺減光(0~100%)。
Rhythm Analyzerは、Rhythm Analyzerエフェクトと同じ解析で、テンポ、1拍ごとの発音タイミング、帯域ごとの細かなタイミングのずれを表示します。ここではMetronome Clickは使えません。最低 BPM(40~192、既定値40)と最高 BPM(50~240、既定値240)はテンポを探す範囲で、どちらかを変えると解析が最初からやり直しになります。スパン(拍)(4、6、8、12、16。既定値8)は、タイミングレーンとエコー行の1行に表示する拍数です。テンポグラム、タイミングレーン、エコー行、ビートレンズは、それぞれのパネルの表示を切り替えます(既定でオンなのはタイミングレーンとビートレンズ)。縦長のアイテムではパネルが縦に積み重なり、横長のアイテムではビートレンズがタイミングレーンの横に並びます。さらにVisualizerでは、中央で光るビートの円と、重ねて表示するBPMの文字を使えます。どちらも4つのグラフパネルをすべてオフにしても表示できます。BPMとビートレンズには、音から約1~2秒遅れて確定した解析が表示されます。BPMの文字にはTitleと同じ文字の設定を使います。
ビートの円: 円のサイズ(10~100%、既定値90%)、枠線の太さ(0~20、既定値2。0で枠線を隠す)、塗りつぶしの不透明度(既定値30%)、枠線の不透明度(既定値100%)、パレットの色を使う(またはカスタムの塗りつぶしの色 / 枠線の色)、BPMを円内に収める(中央配置のBPMの文字を円内に収まるよう縮小)、点灯を保つ時間(0~1000 ms、既定値0 ms。最大の点灯をフェード前に保つ時間)、減衰時間(10~2000 ms、既定値90 ms)を調整できます。
Spectrum、Spectrogram、Stereoの入力ゲイン(−24~+24 dB)は、グラフの表示だけを拡大・縮小し、再生音には影響しません。Spectrum、Level Meter、Chroma Spiralには減衰時間(20 dBあたり0~5秒)があり、Spectrum、Level Meter、Stereoにはピーク、ピークホールド(0~10秒)、ピーク減衰時間(20 dBあたり0.1~10秒、Stereoは1~10秒)があります。
色の種類では、SpectrumとChroma Spiralは固定の音符の色とヒートマップ、Spectrogram、Level Meter、Phase Mapはヒートマップ、NotesとGuitarは音符の色にも対応しています。色の設定があるその他のアイテムは単色とグラデーションだけです。グラデーションでは、Spectrum、Spectrogram、Notes、Guitar、Chroma Spiral、Phase Mapはグラデーションの方向(周波数、強度(弱い信号から強い信号へ色を割り当てる)、放射状)を選べ、その他のアイテムは直線と放射状を選べます。グラデーションの角度 (°)(−180°~+180°、既定値0°)は、放射状以外のグラデーションを回転させます。正の値で時計回りです。周波数を選んだNotes、Guitar、Chroma Spiralでは、全範囲または1オクターブの色の割り当ても選べます。
動きと演出を加える
どのアイテムや背景にも視覚効果を追加でき、順序を入れ替えて見た目を作れます。
Opacity、Glow、Outline、Blur、Trail、Scale Pulse、Symmetry、Shake、Particles、Ken Burns(アートワーク、動画、背景画像用)、Flash(背景用)、Backplate(アイテムの背後に置く板で、塗りつぶしの色、塗りつぶしの不透明度、枠線の色、枠線の太さ、角の半径、余白を設定可能)。
Edge Fade: アイテムの周辺を、長方形(上、下、左、右のフェード幅、0~100%)または円形(フェード幅、0~100%)の形で徐々に透明にします(既定値は上下10%、左右0%、円形20%)。常に最後に適用され、アイテムの範囲外にはみ出す部分も表示しません。
Transform: アイテムまたは背景を、その中心を基準に拡大・縮小(横方向の倍率 / 縦方向の倍率、0~300%、既定値100%で変化なし)、傾斜(横方向の傾斜(°) / 縦方向の傾斜(°)、−60°~+60°)、回転(回転角度(°)、−180°~+180°。正の値で時計回り)、移動(横方向の移動 / 縦方向の移動、−100%~+100%。正の値で右または下へ)させます。傾斜、回転、移動の既定値は0です。
Trail Feedback: 繰り返される残像の大きさを変え(ズーム、−2%~+2%、既定値+2%。正の値で拡大)、回転させ(回転角度(°)、−3°~+3°、既定値1.15°。正の値で時計回り)、流します(横方向の流れ / 縦方向の流れ、−1%~+1%、既定値0%。正の値で右または下へ)。
演出は一定の強さで動かすほか、Time、音声全体の強さを表すLevel、低域・中域・高域の強さを表すBass・Mid・Trebleに反応させることもできます。Beatは検出した拍の間隔に同期して滑らかに強弱が変わり、Widthは音の左右への広がりに反応します。強さ(0~1)は演出の強さです。Opacityではアイテムの見え方そのもの(1で完全に表示)を表し、Transformでは0で変化なし、1で設定をすべて適用します。Trail Feedbackでは0で大きさの変化・回転・流れが止まり、短い残像だけが残ります。反応の深さは選んだ変調源によって演出が強さからどれだけ動くかを、速さはTimeによる変化の速さを設定します。動きが重くなったら、画質を下げるか自動にしてください。
Color AdjustとColor Map
Color Adjustはアートワークや動画の色を整え、Color Mapは画像の明るさに応じて色を置き換えます。どちらもアイテムと背景に使えます。強さは元の画像(0)と効果をすべて適用した画像(1、既定値)の混合比です。上記の変調設定で、この混合比を動かすこともできます。
Color Adjustの初期設定では、画像は変化しません。
明るさ(−100~100%、既定値0)は画像を暗く、または明るくします。コントラスト(0~300%、既定値100%)は明暗の差を強めたり弱めたりします。彩度(0~300%、既定値100%)は色の鮮やかさを調整し、0でグレースケールになります。色相(−180~180°、既定値0°)は色を回転させます。
詳細設定を開くと、レベル補正とホワイトバランスを調整できます。入力黒レベル(0~99%、既定値0%)と入力白レベル(1~100%、既定値100%)は、元の画像のどの明るさを黒と白として扱うかを指定します。入力黒レベルを上げると影が濃くなり、入力白レベルを下げると明部が明るくなります。この範囲外の細部は失われます。入力黒レベルは入力白レベルより低く保ちます。ガンマ(0.1~4、既定値1)は中間調を調整し、上げると明るく、下げると暗くなります。
出力黒レベルと出力白レベル(0~100%、既定値は0%と100%)は、補正後の両端の明るさです。出力黒レベルを上げると影が薄れ、出力白レベルを下げると白が暗くなります。両者を入れ替えると明暗の関係が逆転します。色温度(−100~100%、既定値0)は正の値で暖かい赤寄り、負の値で冷たい青寄りにします。色かぶり補正(同じ範囲)は正の値でマゼンタ寄り、負の値で緑寄りにします。色を反転は各色成分を反転し、初期状態ではオフです。
曲情報の背後に落ち着いた背景を作るなら、彩度60%、明るさ−15%から試してください。黒を大きく浮かせずに暗いアートワークを見やすくするなら、ガンマ1.2が出発点になります。
Color Mapは、暗い部分から明るい部分へパレットの色を割り当てます。初期設定は黒から白への連続したパレットです。色の位置を編集するかプリセットを適用し、グラデーションを反転で色順を逆にできます。既存の色の動きの設定も使えます。階調数は滑らかにつなぐ連続、または2~16段階を選びます。2段階では、しきい値(0~100%、既定値50%)で画像を暗部と明部に分け、それぞれに色を割り当てます。上げると暗部側の色になる部分が増えます。2色のポスター風にするなら、濃い青から金色へのパレットで2段階を選び、被写体が見えるようにしきい値を調整してください。柔らかく色を付けるなら、連続を選び、強さを下げます。
プリセット、共有、バックアップ、表示設定
プリセットダイアログでは、名前を付けたレイアウトの保存、読み込み、名前の変更、削除ができます。組み込みプリセットはいつでも使えます。設定 > バックアップ / 復元では、保存したVisualizerプリセットとその背景画像をバックアップできますが、編集中の現在のレイアウトは含まれません。
ツールバーの 共有 を選ぶと、現在のレイアウトのリンクをコピーできます。リンクには背景色は含まれますが、背景画像は含まれません。画像ごと渡したいときは バックアップ / 復元 を使ってください。共有したリンクは EffeTune Web アプリで開きます。mImageViewer の EffeTune へ取り込むには、リンクをコピーしてツールバーの リンクを読み込む を選ぶか、Visualizerの表示中にCtrl+Vを押してください。Effect Pipelineの表示中に貼り付けても、Visualizerが開いて適用されます。読み込んだレイアウトは確認なしで現在のレイアウトを置き換えます。元のレイアウトに戻すには、Edit を開いて 元に戻す を選んでください。
mImageViewer の EffeTune 画面には、デスクトップ版のオーディオ設定はありません。音声グラフは EffeTune に渡された音を表示します。リモート配信中は EffeTune の窓が非表示になり、配信を終えると元の表示状態に戻ります。
設定 > 環境設定... > 表示のVisualizer HDRは、既定では無効です。HDR対応ディスプレイで明るい部分の輝きをより強く表現するには、OSの設定でHDRを有効にし、この項目を有効にします。表示に使う環境もHDR出力に対応している必要があります。HDR出力を利用できない場合はSDRで表示します。この設定はこの端末に記憶され、プリセットや共有リンクには含まれません。
表示のトラブルシューティング