この説明は EffeTune (作者: Frieve-A) の公式ドキュメント (MIT License) を mImageViewer 同梱版に合わせて転載・一部修正したものです。
Pitch Shifter HQ
位相の乱れによる音のにじみを抑える代わりに、CPU負荷が高く、約107〜116msの遅延が加わる高音質ピッチシフターです。再生速度を変えずにピッチを変更し、周波数成分のまとまりを標準のPitch Shifterより保ちます。このエフェクトを利用できない機器では、音声は変化せずそのまま通過します。
Pitch Shifter HQはフォルマントを維持しません。そのため、シフト量を大きくすると、音の高さだけでなく声や楽器の音色も変化します。
リスニング体験ガイド
控えめに変化させるには、Pitch Shiftを-1または+1にし、Fine Tuneは0から始めます。
半音単位では動かさず、わずかに高い、または低い音源へ合わせるにはFine Tuneを使います。
CPU負荷と遅延が増えても位相由来のアーティファクトを減らしたい場合は、標準のPitch ShifterではなくPitch Shifter HQを選びます。遅延を抑えたい場合や処理能力の低い機器では標準版が適しています。
シフト量を大きくするとピッチは安定して変わりますが、フォルマントを維持しないため音色の変化も目立ちます。比較しながら調整してください。
パラメータ
Pitch Shift - 全体のピッチを半音単位で変更 (-6 から +6)
負の値ではピッチが下がり、正の値では上がる
0ではピッチを変更しない
Fine Tune - セント単位でピッチを調整 (-50 から +50)
半音の間を正確に調整するときに使う
100セントで1半音