Chroma Spiral
音声を変えずに、音楽の周波数成分が12の音名と各オクターブのどこにあるかを示します。倍音が重なったときに強い音名を見たり、ボーカルとベースの音域を比べたり、楽器の成分が広がる範囲を確かめたりできます。
活用ガイド
一つの音を伸ばし、その音と倍音が螺旋のどこに現れるか見てみましょう。一音でも複数の音名が光ります。それぞれが別に演奏された音とは限りません。
和音やメロディーを流すと、強い成分の位置が移り変わります。調性の手掛かりにはなりますが、和音名や調を判定する表示ではありません。
チューニングを見たいときは、明るいドットや塗りの外縁の山が音名の目盛りの間に出るか確認します。一つの基音のずれをセントで読むには Pitch Meter を使います。
グラフをマウスや指、ペンで押すと、選んだ螺旋上の位置に対応するサイン波を試聴できます。ドラッグすると音の高さが変わり、離すか操作を中断すると止まります。どの Color 設定でも使えます。
パラメーター
Color - スペクトルの描き方を選びます。背景の螺旋ガイドはどの設定でも表示され、無音時にも残ります。
Normal(初期値):各周波数の成分をテーマのグラフ描画色のドットで示します。明るさはその成分の強さに応じて変わり、ドットの面積も強さに比例して広がるため、弱い成分も見やすくなります。最大の強さでは、ドットの半径が隣の螺旋の周回との中間まで届きます。
Normal 2:各周波数の螺旋上の位置から強さに応じた外側までをグラフ描画色で塗り、データの輪郭線は描きません。
Note Colors:Normal と同じドット表示で、音名ごとに色を変えます。同じ音名はどのオクターブでも同じ色です。
Lowest Octave(1~8、初期値1)- 表示する最も低いオクターブを設定します。上げると高い音域に絞れます。
Highest Octave(1~9、初期値7)- 表示する最も高いオクターブを設定します。下げると低音と中音域に絞れます。上下の設定が逆転しないよう連動します。
Frequency Tilt(-6~+6 dB/oct、0.5刻み、初期値+3)- 100 Hz より上の周波数の表示レベルを調整します。音声は変わりません。正の値では高い周波数を目立たせ、負の値では控えめにします。0 では周波数による補正をしません。
Level Range(6~96 dB、1 dB刻み、初期値24)- 音量に追従して動く表示範囲の幅を設定します。狭めると強弱の差が目立ち、広げると強い成分とともに弱い成分も見やすくなります。
Display Floor(-120~-24 dB、1 dB刻み、初期値-60)- 静かなときに、動く表示範囲の下端がどこまで下がれるかを設定します。下げると、選んだ Level Range 内の弱い成分も表示しやすくなります。表示範囲は直近のピークにも追従するため、弱い成分が必ず見えるとは限りません。
表示の見方
螺旋の一周が一オクターブです。C は真上で、時計回りに音名が並びます。内側ほど低く、C の表示にオクターブ番号が付きます。
Normal と Note Colors では音名の間も含め、ドットが明るく大きいほど、その位置の成分が強くなります。Normal 2 では強い成分ほど塗りが外側へ広がり、輪郭線なしでも外縁からスペクトルの変化を追えます。
ドットの明るさと面積、塗りの広がりは相対的な強さです。表示は直近のピークに追従するため、絶対レベルは読み取れません。
低音ほど隣り合う音を分けにくく、反応も遅くなります。低いオクターブでは近い音が重なって見えることがあります。
ビジュアル表示
表示にマウスを重ねるか、タッチしてなぞると、その位置の値を読み取れます。