Note Spectrogram
音声を変えずに、A0からC8までの範囲から選んだ推定基本周波数(F0)を流れるピアノロールで表示します。和音の構成音、変化するボーカルやメロディーの動き、ベースライン、異なるオクターブで重なる音を追うのに役立ちます。
表示ガイド
Verticalでは横軸が時間で、右端に鍵盤と現在の音を表示します。上ほど高い音です。
Horizontalでは鍵盤を下端に置き、左に低音、右に高音を表示します。新しい音は鍵盤のすぐ上に現れ、履歴は上へ流れます。
Cごとの線がオクターブの境界を示します。
黒鍵に対応する音高の行は、音が検出されていないときも判別できるよう、ほぼ黒に近いグレーで表示します。
Normalはテーマのグラフ描画色、Note Colorsは音名ごとの色を使います。同じ音名はどのオクターブでも同じ色です。EとFの間の補助線はどちらの設定でも表示されます。
1/12 Octaveは半音ごとに1行、High (1/60 Octave)は半音を5行に分けて表示します。Highでは細かな音高の動きを追いやすくするため、隣り合う音名の色を行ごとに補間します。
色の濃さはモデルの確信度に従い、弱い候補もしきい値で除外せずに表示します。確信度は音高の存在をモデルがどの程度支持するかを示すもので、校正済みの確率ではありません。
Volumeをオンにすると、検出した音高をバーで表示し、周波数補正後の相対音量をバーの不透明な本体の太さで示します。本体の太さは表示範囲の下端で1/60オクターブ、上端で1/12オクターブです。本体の両側にはそれぞれ1/120オクターブのフェードが加わり、総描画幅は本体より合計1/60オクターブ広がります。Pitch Resolutionはバーの中心位置だけを変え、本体の太さには影響しません。
鍵盤との境界からグラフ側へ広がる、ぼかした半円が現在の音量を示します。音量が上がるとすぐに追従し、下がると毎秒20 dBで減衰します。表示用のピーク保持や別のピーク弧はありません。
音量表示の幅は24 dBです。上端は、履歴の尺度を安定させるための直近の基準値(約1秒分)と-36 dBのうち高い方に追従します。この基準値は、半円が示す現在の音量とは別のものです。
オクターブ境界線とE–F間の補助線はバーの背面に描かれるため、音高グリッドの目安として確認できます。
最新フレームの確信度が高いほど、鍵盤色が通常の色から滑らかに表示色へ近づき、1でその色になります。
Colorを切り替えると、既存の履歴を選んだ色で塗り直します。
ビジュアル表示
表示にマウスを重ねるか、タッチしてなぞると、その位置の値を読み取れます。
音楽を聴くときの使い方
和音は、同じ時刻に並ぶ複数の明るい行として見えます
メロディーやベースラインは、音高の行を移動する軌跡として見えます
この表示は音高を推定するもので、MIDIや楽譜を作成したり、楽器を識別したり、同時に鳴るすべての音を完全に分離したりするものではありません。複雑に重なる音ではメロディーやハーモニーの一部を取り逃すことがあり、打楽器、ノイズ、繰り返しが不明瞭な音では誤った音高が表示されることがあります。
パラメーター
Color - 音高の推定結果はそのままに、表示色を選びます。
Normal(初期値):テーマのグラフ描画色。
Note Colors:音名ごとに色を変え、同じ音名はどのオクターブでも同じ色で表示します。
Pitch Resolution - 既存の履歴を消さずに、音高方向の表示解像度を切り替えます。
1/12 Octave(初期値):半音ごとに1行とし、その音の範囲で最も強い推定結果を表示します。
High (1/60 Octave):半音を5行に分け、細かな音高の動きを表示します。
Layout - Horizontal(初期値)またはVerticalを選びます。切り替えても既存の履歴は保持されます。
Volume - バーの太さと半円メーターで相対音量を表示します。初期値はオンです。オフにすると行の濃さが確信度を示します。
Time Span(1~10 s)- ピアノロールに表示する時間の長さを設定します
短くすると、タイミングの変化を詳しく確認できます
長くすると、より長い音楽の流れを一度に確認できます
初期値:2 s
Regular Note Limit(1~16音)- 低域専用の検出範囲を除き、最終検出段階へ進める同時発音数を設定します。初期値は8です。非常に密度の高い和音では増やし、小さくすると解析量と候補間の競合を抑えられます。
Lowest Note - 表示と認識を行う音域の下限を設定します。初期値:E1。
Highest Note - 表示と認識を行う音域の上限を設定します。初期値:G6。
入力が解析するには小さすぎる場合、極小の入力を音高として表示せず、ピアノロールは黒いままです。この抑制は、音が聞こえるか、聴覚的にマスキングされるかを判断するものではありません。