この説明は EffeTune (作者: Frieve-A) の公式ドキュメント (MIT License) を mImageViewer 同梱版に合わせて転載・一部修正したものです。

Vinyl Simulator

カテゴリの説明とプラグイン一覧

Vinyl Simulatorは、音楽信号そのものを物理的なレコードのカッティングと針による再生モデルで変換します。カッティング用フィルターとRIAA録音カーブを通した信号を、表面粗さや異物を持つ溝へ書き込み、針とトーンアームの機械モデルで読み取り、RIAA再生イコライゼーションをかけます。単にレコードノイズを重ねるのではなく、溝の形状、トラッキング、盤面と音楽を相互作用させたい場合に使います。

Vinyl Artifactsとの違い

サウンドエンハンスメントガイド

システムプリセット

エフェクトヘッダーのエフェクトプリセットをクリックすると、溝、針、盤面の設定をまとめて適用できます。

パラメータ

Cutting

Record

Stylus

Output

HUDの読み方

HUDは再生中に値を更新し、再生停止中はアイドル状態を表示することがあります。

推奨設定

  1. 穏やかな物理再生: Cut Level 0 dB、HF Cutoff 16 kHz、33⅓ rpm、Radius 120 mm、Roughness 5 nm、Dust 0.5/s、Static 0.02/s、Scratch 0/s、Elliptical、Tracking Force 2.0 g、Quality Standard、Mix 75%

  2. クラシックな外周再生: Cut Level 0 dB、HF Cutoff 16 kHz、33⅓ rpm、Radius 135 mm、Roughness 13.17 nm、Dust 2/s、Static 0.08/s、Elliptical、Tracking Force 2.0 g、Quality Standard、Mix 100%

  3. 内周の比較: Cut Level +3 dB、HF Cutoff 14 kHz、33⅓ rpm、Radius 60 mm、Elliptical、Scan Radius 8 µm、Tracking Force 2.0 g、Quality High、Mix 100%。大きいRadiusと切り替え、Tracking S/Eとイベント数を比較します。

  4. 摩耗した盤面: Cut Level 0 dB、33⅓ rpm、Radius 100 mm、Roughness 35 nm、Dust 25/s、Static 1/s、Scratch 0.5/s、Tracking Force 2.2 g、Quality Standard、Output Gain -3 dB、Mix 100%

QualityとCPU負荷の目安

機器上でVinyl Simulatorを利用できない場合は、音が変化せずそのまま通過し、パネルに通知が表示されます。このエフェクトはワウ、偏芯、反り、ターンテーブルランブルを加えません。必要な場合はWow Flutterなどを組み合わせてください。