画像分析モード

イラスト・写真の色彩やバランスを詳しく分析するためのツールです。 フルスクリーン表示中に Z キーまたはホバーバーの 🔬 ボタンで起動します。

分析モードの開始 / 終了

操作説明
Z分析モードの ON / OFF を切り替え
ホバーバーの 🔬 ボタン分析モード ON / OFF
分析パネル右上の × ボタン分析モード OFF(フルスクリーンは維持)

ズーム / パン

分析モード中は、ホイールが画像送りではなくズームに変わります。

操作説明
マウスホイールマウス位置を中心にズーム(1.1 倍刻み、0.1〜50 倍)
左ドラッグ(修飾キーなし)パン(表示範囲を移動)
ダブルクリックズーム / パンをリセット
💡
ヒストグラム・SV マップは、ズーム後に画面に表示されている範囲のピクセルのみから計算されます。 ズームインして特定箇所の色分布を詳しく確認できます。
ℹ️
通常表示との連携: ズーム / パンの状態は、通常のフルスクリーン表示と分析モードの間で引き継がれます。 通常表示で Ctrl+ホイールでズームしてから Z キーで分析モードに入ると、 同じ倍率・位置のまま分析できます。逆に分析モードでズームした状態で Z キーで通常表示に戻ると、 その倍率が維持されます。

カラーピッカー / 色比較

画像上にマウスを移動すると、その位置のピクセル色を RGB / HSV / L*a*b* の 3 色空間で表示します。 右クリックで色を固定し、ホバー位置との差分(各チャネル差・ΔE 色差)をリアルタイムで確認できます。

操作説明
マウスホバー(画像上)カーソル位置のピクセル色を取得(RGB / HSV / L*a*b*)
右クリック現在の色を「固定色」として保存し、ホバー色との差分を表示
ℹ️
用途: 影と光の色温度の差を確認する、肌色のトーンが統一されているか比較する、背景と主題のコントラスト比を数値で把握する、といった使い方ができます。 2 点間の色を数値で比較することで、微妙な色の違いを客観的に確認できます。

スケールグリッド(等身計測)

修飾キーを押しながら左ドラッグすると、ドラッグした距離を 1 単位として、ドラッグ方向に垂直な等間隔の平行線と同心円を描画します。 キャラクターの頭頂から顎までをドラッグすると、頭身が一目で分かります。

操作説明
Shift + 左ドラッグ赤色のスケールグリッドを描画
Ctrl + 左ドラッグ黒色のスケールグリッド
Alt + 左ドラッグ白色のスケールグリッド
右クリック表示中のスケールグリッドを消去
ℹ️
用途: イラストの等身バランスを確認する際に使います。頭の大きさを基準にドラッグすることで、全身が何等身かを視覚的に確認できます。 線の色は背景色に合わせて選んでください(暗い背景なら白、明るい背景なら黒など)。 同心円は関節の位置やプロポーションの確認にも利用できます。

色差強調フィルター

修飾キーを押しながら右クリックすると、クリックした位置の色を基準に、画面全体の色差を強調表示します。 微妙な塗りの違いが大きく誇張されて見えるため、細部の確認に便利です。

操作倍率
Shift + 右クリック×2(軽い強調)
Ctrl + 右クリック×5
Alt + 右クリック×10
Ctrl+Alt + 右クリック×20(最大強調)
右クリック(修飾キーなし)フィルター解除
ℹ️
用途: イラストの塗りの微妙なグラデーションやムラを視覚的に確認したり、 不透明でなければならないモザイク処理が意図せず半透明になっていないか検証する際に利用できます。 基準色に近い部分は暗く、異なる部分は明るく表示されるため、塗り残しや色ムラが一目で分かります。

モザイクグリッド(M キー)

M キーを押すと、画像の長辺を 100 等分した赤色の格子線を表示します。

ℹ️
用途: 一般的な日本のモザイク基準で使われるグリッドサイズの目安を表示し、 モザイク処理のピクセルサイズが基準を満たしているか確認できます。 5 本ごとに太線で表示されるため、サイズの読み取りが容易です。

グレースケール表示(G キー)

G キーを押すと、画像を L*a*b* 色空間の L*(明度)値に基づいてグレースケール変換して表示します。 色情報を取り除くことで、明暗のバランスだけに集中して確認できます。

ℹ️
用途: 色をいったん無視して、明るさの設計だけを確認できます。 主役が背景に対して十分に目立っているか、見せたい場所に視線が自然と向かうか、 光の向きが統一されているか、画面全体にメリハリがあるか、 といった構図の検証にグレースケール表示が役立ちます。 色に惑わされずに「明度だけで絵が成立しているか」を確認する、 イラスト制作の基本的なチェック手法です。

ヒストグラム / SV マップ

分析パネルには、画面に表示されている範囲の画像データから自動計算された以下の情報が表示されます。

💡
ズームすると、表示範囲の色分布だけが集計されます。 画像全体と特定箇所のヒストグラムを見比べることで、部分的な色の偏りを確認できます。