検索機能
mImageViewer には 5 種類の検索モード (Ctrl+S / Ctrl+F / Ctrl+G / Ctrl+T / Ctrl+R) があります。 「S はフォルダ・ZIP・PDF・EPUB を探す / G はお気に入りのメタ情報を探す / F は今見ている場所を絞る / T はタグで探す / R は Everything でファイル・フォルダを探す」と覚えると使い分けが簡単です。
1. 5 つの検索モードの使い分け
| ショートカット | 名称 | 検索対象 | 検索できる情報 | 典型的な用途 |
|---|---|---|---|---|
| Ctrl+S | コンテナ検索 | お気に入り配下のフォルダ / ZIP / PDF / EPUB | 名前のみ | 「あのフォルダ、どこに置いたっけ?」をフォルダ名・ファイル名で呼び出す |
| Ctrl+F | 現在地フィルタ | 今表示中のグリッドのすべてのアイテム | フォルダ・ZIP・PDF はファイル名。画像・動画はファイル名 + EXIF / XMP / AI プロンプト / PDF メタ / 動画メタ / サイドカー | 開いているフォルダを絞り込む (Lightroom のフィルタに近い) |
| Ctrl+G | アイテム検索 | お気に入り全体の画像 / PDF / EPUB / 動画 / 音声 | 画像・PDF・動画はファイル名と各種メタ情報、EPUB・音声はファイル名 | お気に入り横断で画像やメディアを掘り出す |
| Ctrl+R | Everything ファイル名検索 | Everything が索引を持つ実ファイル・フォルダ(お気に入り外・別ドライブを含む) | Everything の検索構文 | PC 内の対応画像・本・動画・音声を名前で探す |
| Ctrl+T | タグビュー | mIV タグ付き項目 | アプリ内カタログに保存された mIV タグ | タグから画像・動画・音声・フォルダ・ZIP/PDF を探す |
- フォルダ・ZIP・PDF・EPUB を名前で探したい → Ctrl+S (コンテナ検索)
- 今開いている場所の中で絞り込みたい → Ctrl+F (現在地フィルタ)
- お気に入り全体から画像・動画・音声 1 件を見つけたい → Ctrl+G (アイテム検索)
- タグで横断的に探したい → Ctrl+T (タグビュー)
- お気に入り外も含めてファイル名で探したい → Ctrl+R (Everything ファイル名検索)
検索欄の常設
コンテナ検索・現在地の絞り込み・アイテム検索・Everything 検索の入力欄を、ツールバーの右クリック設定から個別に常設できます。表示しただけでは検索せず、入力欄をクリックしただけでも検索を切り替えません。常設した検索のショートカットは、その欄へ入力位置を移します。アイテム検索も、常設中はショートカットを押し直して終了しません。
- コンテナ検索:入力を変更すると検索します。
- 現在地の絞り込み:入力してから Enter で絞り込みます。
- アイテム検索:入力を変更すると、短い待ち時間の後に検索します。
- Everything 検索:日本語の変換を確定してから Enter または「検索」で実行します。
適用中の条件は枠で強調し、表示中の結果と入力が違う場合は「未適用」と表示します。常設欄の入力は検索を切り替えたり終了したりしても残り、「×」で消せます。表示中の結果の欄で「×」を押すと、その検索を解除して元の一覧へ戻ります。別の検索結果を残したまま、まだ実行していない欄の「×」を押した場合は、元の検索結果を残します。
Esc は入力中の検索を終了し、常設欄の入力は残します。検索していない欄に入力位置がある場合は、その欄から入力位置を外すだけです。一覧を操作中なら有効な検索を終了します。Everything の結果取得中は取消だけを行い、もう一度 Esc を押すと検索を終了します。日本語の変換中の Enter / Esc は変換操作を優先します。
2. Ctrl+S: コンテナ検索
お気に入りに登録したルート配下のフォルダ / ZIP / PDF / EPUB の名前を横断検索します。 動画はコンテナ (フォルダ・アーカイブ) ではないため対象外です。過去に訪れたフォルダや よく使うアーカイブを名前で素早く呼び出すのに向いています。
- メニュー「お気に入り」→「コンテナ検索 (Ctrl+S)」で画面上部に検索バーが出ます。
- キーワードを入力すると即座に部分一致で絞り込まれます (大小区別なし)。
- 結果は名前昇順で最大 5000 件まで表示されます。
- × ボタンまたは Esc で閉じ、元のフォルダに戻ります。
絞り込みフィルタ
- お気に入り: 「すべて」または単一のお気に入り配下に絞り込み。コンテナ索引 ON のお気に入りだけが候補に出ます。
- 種別: すべて / フォルダ / ZIP / PDF・EPUB から 1 つ選んで絞り込み。
- OR 検索: 後述の OR モードに切り替え。
3. Ctrl+F: 現在地フィルタ
Ctrl+F で今表示しているグリッドの中身を絞り込みます。 索引なしでその場で動作するため、コンテナ索引・アイテム索引のどちらも ON にしていないフォルダでも使えます。
- メニュー「ファイル」→「現在地フィルタ (Ctrl+F)」で画面上部に検索バーが出ます。
- キーワードを入力して Enter で絞り込みます (入力中は実行されません)。
- 「検索対象」ドロップダウンでどのメタデータを見るかを変更できます (後述)。
- × ボタンまたは Esc で閉じます。
アイテム種別ごとの絞り込みルール
現在地フィルタはグリッドに表示されているすべての種類のアイテムを対象にします:
- フォルダ / ZIP / PDF / EPUB ファイル: ファイル名でマッチ判定します。
- 画像 / 動画: 「検索対象」の設定に応じて、ファイル名・EXIF・XMP・AI プロンプト・PDF メタ・動画メタ・サイドカーを検索します。
- PDF ファイル: ファイル名に加え、検索対象が「PDF メタ情報」または「すべて」のときはタイトル・著者・件名・キーワードも対象になります。
- EPUB ファイル: ファイル名のみが対象です。本の中のタイトル・著者は検索しません。
「検索対象」を EXIF など画像専用の次元に設定すると、その情報を持たないフォルダ・ZIP・PDF・EPUB は すべて非表示になります。これは意図どおりの動作です (「EXIF で絞った場合は画像だけ残る」)。
マッチ件数は検索バーに「X/Y 件」と表示されます。すべての可視マッチをカウントします。
ZIP 内を表示中の場合
ZIP を開いた状態では、検索対象がファイル名のみに固定されます。 ZIP 内の画像は AI プロンプト・EXIF などのメタ情報を逐次読み取る仕組みを持たないため、ファイル名で素早く絞り込む用途に特化しています。 I/O なしで即座に動作するため、大きなアーカイブでも快適に使えます。
PDF / EPUB のページを表示中の場合
PDF / EPUB を開いてページ一覧を表示しているときは、Ctrl+F は無効になります (ショートカット無反応・検索バーは開きません)。 ページは連番の名前しか持たないため、絞り込んでも得られる情報がほとんどないためです。
4. Ctrl+G: アイテム検索
メニュー「お気に入り」→「アイテム検索 (Ctrl+G)」でお気に入り全体を 横断検索します。数万件規模でも全文索引による高速検索で、即座にヒット件数と候補が表示されます。 画像・PDF・EPUB・動画・音声が対象で、ZIP は対象外です (ZIP を探すには Ctrl+S を使います)。 EPUB と音声はファイル名で検索できます。EPUB 内のタイトル・著者や、音声の曲名・アーティストなどの埋め込み情報は検索対象になりません。
- 任意のタイミングで Ctrl+G を押すと画面上部に検索バーが出ます。
- キーワードを入力すると 300ms のデバウンス後に自動実行されます。結果が確定するまでは、 検索バーのヒット件数に「検索中」と表示され、アドレス欄と空の結果画面には 確認済みの件数が表示されます。
- 結果は「一覧」または「集約」で表示されます (後述)。
- × ボタンまたは Esc で閉じて元のフォルダに戻ります。
最小クエリ長の制限
Ctrl+G は候補が広がりすぎないよう、通常の検索語に以下の最小長を要求します:
- CJK (日本語・中国語・韓国語): 2 文字以上
- ASCII / 数字: 3 文字以上
AND 検索では、上の最小長を満たす語があれば、英数字 2 文字の語も併用できます。
例: EOS R5 は両方の語を含む項目に一致し、語の順序や隣接は問いません。
連続した文字列で探すには "EOS R5" と入力します。
r5 単独や sd ai のように短い語だけの検索、OR 検索の
EOS R5 は実行せず、短かった語をメッセージに表示します。
1 文字の語は、長い語と組み合わせても使えません。除外語 (-語) はこの制限の対象外です。
Ctrl+F と Ctrl+S にはこの制約はありません (直接文字列一致のため短いトークンでも動きます)。
タグ候補への橋渡し
mIV タグは Ctrl+G / Ctrl+F の検索結果には混ぜませんが、入力した語が mIV タグ名と 一致または前方一致すると、検索バーの下に「タグ候補」が表示されます (Ctrl+G と Ctrl+F の両方)。 候補ボタンを押すと、そのタグの Ctrl+T タグビューを開けます。
5. Ctrl+T: タグビュー
Ctrl+T で、mImageViewer 内部のカタログに保存されたタグから項目を探します。 タグはファイル本体や XMP には書き込まれず、Ctrl+F / Ctrl+G の全文検索には含まれません。 タグを探すときはこのタグビュー、またはグリッドのスマートフィルタのタグ欄を使います。
- 入力欄の右にある「一覧▼」から、ピン留めしたタグ・最近使ったタグ・件数の多いタグを選べます。
- タグを入力または一覧から選ぶと、そのタグが付いた画像・動画・音声・フォルダ・ZIP/PDF などをグリッドに表示します。
#cat #dogのように複数タグを入力すると AND 検索になります。「すべての種類」プルダウンで画像・動画・音声・フォルダ・ZIP/PDF・アーカイブに絞れます。 - タグメニュー・ツールバー・メタデータパネルのタグを右クリックして「このタグで探す」からも開けます。
- 結果からフォルダ・ZIP/PDF・アーカイブを開いた後は、BS またはフォルダバーの でタグビューの結果一覧へ戻れます。
- 削除済み・移動済みのパスは結果から除外されます。
詳しい使い方はタグ機能を参照してください。
6. Ctrl+R: Everything ファイル名検索
PC にインストールした Everything の索引で実ファイル・フォルダを探し、 mImageViewer のサムネイル一覧に表示します。mImageViewer の検索索引を有効にする必要はありません。 Everything の通常版 1.4.1 以降の検索クライアントを起動してください。 サービスだけの起動、Lite 版、IPC 検索を無効にした状態では利用できません。 既定のインスタンスに接続します。名前付きインスタンスの選択には対応していません。
大きな索引や検索条件によって、Everything からの結果取得に時間がかかることがあります。 待機中も「取消」や Esc で元の一覧へ戻れます。 応答はしていても処理が遅い・混雑している場合は、クライアント未起動とは別の案内を表示します。 しばらく待つか条件を絞って再検索してください。mImageViewer は Everything の設定を変更しません。
ファイルの件数が多い環境では、Everything の起動直後や索引の更新中に、しばらく応答しないことがあります。 その間は mImageViewer から検索できません。Everything の画面が「応答なし」になっていないか確認し、 処理が落ち着いてからもう一度検索してください。
ビルド出力など頻繁に書き換わるフォルダーを、Everything のオプションの「除外」に入れると、 処理が軽くなる場合があります。検索したいファイルまで除外しないよう、必要な範囲で設定してください。
- メインウィンドウの一覧で Ctrl+R、または「ファイル」→「Everything ファイル名検索…」を選びます。 操作カスタマイズでキーを変更・解除できます。フルスクリーンや別ウィンドウからは起動しません。メインウィンドウで操作していても、フルスクリーンやメインウィンドウと連動した別ウィンドウで閲覧している間は使えません。閉じてから検索してください。 メニューが灰色で使えないときは、マウスを乗せると理由が表示されます。
- 検索文字列を入力し、日本語の変換を確定してから Enter または「検索」を押します。 入力中や変換確定だけでは問い合わせません。 Ctrl+R で検索欄を開き直すと、前の検索語を全選択するので、そのまま入力して置き換えられます。
- 結果の取得と準備がすべて終わると、一覧をまとめて表示します。取得中は「取消」で取り消せます。 取り消しや失敗で、検索前に表示していた一覧は失われません。
- フォルダ・画像・本・動画・音声を通常どおり開けます。開いたフォルダや本からは Backspace・親へ戻る操作・ゲームパッドの B で一段ずつ戻れます。「← 結果へ戻る」は深い階層からも検索結果へ直接戻り、開いた項目を選択します。別ウィンドウで開いた場合はメインの結果一覧を保ちます。 検索バーの × または Esc で検索を閉じます。
入力した文字列は Everything にそのまま渡します。ext:jpg;png、ワイルドカード、
引用符、パス指定、正規表現などは Everything の検索構文に従います。
mImageViewer の AND/OR チェック、検索対象のドロップダウン、EXIF・AI プロンプト・タグ・★の検索構文は使いません。
拡張子条件を自動で付け加えることもありません。
Everything から受け取るのは先頭 10,000 件までです。その後で対応形式と「表示するファイル種類」、
EPUB・書庫変換の設定に従って絞ります。フォルダや非対応ファイルもこの 10,000 件を消費するため、
表示件数が少なくても上限に達している場合があります。検索バーで取得件数・表示対象・対象外・読めなかった件数を確認し、必要なら
ext:jpg;png などで条件を狭めて再検索してください。追加取得や次ページの表示はありません。
結果は一つの一覧で、フォルダも代表サムネイルやアイコンで表示し、詳細表示・並べ替え・★やタグによる絞り込みを使えます。フォルダ内の画像有無や総容量は検索時に調べません。隠しフォルダも名前が一致すれば表示し、作業用・アプリ内部のフォルダは除外します。 ドライブ一覧から検索した場合も結果のサムネイルを表示します。検索を閉じると、元のドライブ一覧へ戻ります。 「対象外」は非対応・非表示の種類、安全でないパス、作業用・内部フォルダなどの件数です。重複は対象外に含めず、件数表示にマウスを乗せると確認できます。「表示対象」は★・タグなどで絞る前の件数です。 アイテム検索のフォルダ別集約・ヒット件数順・全文検索の絞り込みは使いません。 ZIP 内の画像や PDF の各ページは検索結果にならず、本体ファイルを開いて閲覧します。 結果は取得時点の索引に基づき、自動更新されません。Everything の索引範囲や更新状況により、 見つからないファイルや、すでに移動・削除されたファイルが含まれることがあります。
問い合わせは同じ PC の Everything とのローカル IPC だけを使い、検索語や結果を外部の検索サービスへ送信しません。 検索語と結果一覧は mImageViewer の履歴や診断ログに保存しません。 Everything 自身の検索履歴設定は変更しません。結果から開いたファイルの閲覧履歴や、明示的に付けたタグ・★は通常どおり保存します。 リモート閲覧からの Everything 検索や、検索結果一覧の共有には対応していません。
7. 検索クエリ構文 (Ctrl+S / Ctrl+F / Ctrl+G 共通)
| 書き方 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
word1 word2 | AND: すべて含む | 夕焼け 海辺 |
-word | NOT: 含まない (除外は常に AND) | 夕焼け -曇り |
"word1 word2" | フレーズ: 連続する文字列 | "golden hour" |
-"word1 word2" | フレーズの NOT | -"low quality" |
SunSet == sunset)。
OR 検索モード
検索バー右端の □OR チェックを入れると、AND ではなく OR で
include トークンを結合します。ただし -word の除外は常に AND で効きます。
| クエリ | AND モード (既定) | OR モード (チェック時) |
|---|---|---|
klee paimon |
両方の語を含むものだけ | いずれかの語を含むもの |
klee paimon -sleep -nsfw |
"klee" と "paimon" を両方含み、"sleep" も "nsfw" も含まない | "klee" か "paimon" のいずれかを含み、"sleep" も "nsfw" も含まない |
sunset と 夕焼け をまとめて拾いたい、
klee と クレー のどちらでも見つけたい、など) に便利です。
OR にしても除外語は AND なので、klee クレー -nsfw で安全に広く拾えます。
8. 絞り込みドロップダウン
検索バー右側のドロップダウンで、検索範囲をさらに狭めることができます。 どのバーがどのドロップダウンを持つかは下表のとおり:
Ctrl+G の検索バーは横幅が足りないと折り返して表示されます。Ctrl+G のドロップダウンを 開いてホイール操作している間は、背後のグリッドはスクロールしません。
| ドロップダウン | Ctrl+S | Ctrl+F | Ctrl+G |
|---|---|---|---|
| お気に入り | ◯ | — | ◯ |
| 種別 (フォルダ/ZIP/PDF・EPUB) | ◯ | — | — |
| 種別 (画像/PDF・EPUB/動画/音声) | — | — | ◯ |
| 検索対象 (ファイル名/EXIF/XMP/…) | — | ◯ | ◯ |
| 集約トグル | — | — | ◯ |
| OR 検索チェック | ◯ | ◯ | ◯ |
お気に入り (Ctrl+S / Ctrl+G)
「すべて」または特定の 1 つのお気に入りに絞ります。複数のお気に入りをまたぐ検索で、 対象を狭めたいときに使います。Ctrl+S ではコンテナ索引 ON のお気に入り、Ctrl+G ではアイテム索引 ON のお気に入りだけが候補に出ます。
種別 (Ctrl+S 専用)
すべて / フォルダ / ZIP ファイル / PDF・EPUB ファイルから 1 つを選んで絞り込みます。 「本だけ探したい」「フォルダだけ一覧したい」といった場面で使います。
種別 (Ctrl+G 専用)
画像 / PDF・EPUB ファイル / 動画ファイル / 音声ファイルから 1 つを選んで絞り込みます。 「PDF のタイトルだけで検索したい」「音声ファイルだけに絞りたい」といった用途に使います。
検索対象 (Ctrl+F / Ctrl+G 共通)
どのメタデータソースを検索するかを選びます。「すべて」だと以下 7 ソースの OR:
- ファイル名: ファイル名 (拡張子込み)
- EXIF: カメラ本体の撮影情報 (メーカー・モデル・レンズ・絞り etc.)
- XMP ツイート情報: ローカルファイルに埋め込まれたツイート本文・投稿者・URL
- AI プロンプト (PNG): Stable Diffusion などが PNG tEXt に埋め込んだプロンプト (Negative Prompt は自動で除外)。ComfyUI 画像では生成に使われたと確認できる文を優先し、 ワイルドカードの候補一覧など生成前のテンプレートは検索対象から除外します
- PDF メタ情報: PDF のタイトル / 著者 / 件名 / キーワード
- 動画メタ情報: FFmpeg が読める動画のタイトル / 作者 / 説明 / URL / チャプター名
- サイドカー: 画像と同じ場所に置かれた同名の JSON / テキストファイル
(
画像名.json/画像名.txt) の中身。作者名・作品名・元 URL・各種ラベルなどを そのまま全文検索できます。mIV タグとは別系統で、中身の語をそのままキーワードとして検索します (例: ラベルや作者名)。読み取り専用で、 サイドカーファイルを書き換えることはありません。
単一ソースに絞ると、そのソース以外の情報はノイズとして弾かれます。例えば 「EXIF のレンズ名だけで探したい」「AI プロンプトに EXIF が混ざって困る」といった場面で使います。
mIV タグは全文検索の検索対象には含まれません。タグで探す場合は Ctrl+T のタグビュー、 またはグリッドのスマートフィルタのタグ欄を使います。
9. 結果の読み方
Ctrl+F の結果表示
- マッチしたアイテムだけがグリッドに残り、ヒット件数が検索バー右に「X/Y 件」で出ます。
- 通常のサムネイル操作 (Space / Enter でフルスクリーン等) はそのまま使えます。
- Esc / × で元のフォルダ全表示に戻ります。
Ctrl+G の結果表示 (一覧 / 集約)
Ctrl+G の結果は 一覧 と 集約 の 2 種類の表示で見られます。 検索バーの「集約」トグルボタンで切り替えます。
- 一覧: ヒットしたアイテムをサムネイル単位でフラットに並べます。 少数ヒットなど「直接 1 枚を見たい」用途に向いています。 並び順は通常グリッドのソート設定に従います。
- 集約: ヒットを親フォルダ単位でまとめ、フォルダごとにヒット件数バッジ付きのタイルで表示します。 大量ヒット時に全体像を把握するのに向いています。 タイルをダブルクリックするとフォルダ内のヒットだけを掘り下げて表示します (ドリルイン)。
ヒット件数が多い場合は自動的に集約表示に切り替わります。ユーザーが結果を操作したあとは自動切替は行われません。
- ストリーミング中は途中まで見つかった件数に「検索中」が付きます。0 件表示は検索完了後だけです。
- 集約モードの並び順は件数バッジ右の「ソート:」コンボから切り替えできます (件数順 / 名前順 / 新しい順 / 古い順)。
- ドリルイン中は「← 戻る」で一覧または集約に戻ります。
- Ctrl+↑/↓ でコンテナを跨いで前後のヒット項目へ移動できます。
- 大量ヒット時は 10000 件で打ち切られます (検索バーに「絞り込みキーワードを追加してください」と出ます)。
10. 検索索引の作成と保守
mImageViewer は 3 種類の索引を持ちます。いずれも既定では OFFで、 お気に入りダイアログで個別に ON にする必要があります。
| 索引 | 格納するもの | 使われる機能 | 既定 |
|---|---|---|---|
| コンテナ索引 | フォルダ / ZIP / PDF の名前 | Ctrl+S (コンテナ検索) | OFF |
| アイテム索引 | 画像 / PDF / 動画のファイル名と各種メタ情報、および音声のファイル名 | Ctrl+G (アイテム検索) | OFF |
| 別バージョン索引 | 同じ絵を照合するための情報 | フルスクリーン右パネルの「類似」 | OFF |
ON にする手順
- メニュー「お気に入り」→「編集」でお気に入りダイアログを開く。
- お気に入りごとに並んだ「コンテナ索引」「アイテム索引」「別バージョン索引」から、使うものを ON にする (追加直後の既定はいずれも OFF)。
- ON にしたお気に入りは、その場で配下を再帰的に走査して索引を作成します。 以降は自動監視でファイル追加/削除/変更を反映します。
進捗の確認
初期スキャン中は次の場所で進捗を確認できます:
- ウィンドウタイトルバー:
(インデックス更新中)がサフィックスに出ます (いずれかの索引がスキャン実行中なら表示)。 - お気に入りダイアログ: 各お気に入り行にインライン状態
(
⏳ 起動中/⏳ スキャン中/✅等) が出ます。 コンテナ索引・アイテム索引は最後の全走査に失敗すると「作成失敗」、中止すると「確認中止」を表示します。 アイテム索引の観測が不完全だった場合は「確認未完了」です。監視開始だけで作成成功とは扱いません。 詳しい処理件数と確認中の場所に加え、別バージョン索引の登録件数、最終更新、 読み込めなかった項目の内訳は、同じ画面の「バックグラウンドインデクサ」に表示されます。
最初の索引作成には長い時間がかかる場合があります。バックグラウンドで進み、途中で mImageViewer を終了しても、次回起動時に続きから再開されます。
索引の再構築
起動時には管理情報で正常に登録された項目数と全文索引の文書件数も確認します。全文索引の文書が少ない場合は、 「索引の更新に失敗しました。mIV を再起動すると索引を作り直します。」と通知し、 お気に入り編集に次回起動時の再構築案内を残します。その場で索引を消すことはありません。 この確認は件数の不足を検出するもので、件数が一致していても全項目の整合を保証するものではありません。
アイテム索引の更新に失敗した場合は通知し、お気に入り編集に次回起動時の再構築案内を残します。 トレイ常駐中に通知を見逃しても編集画面で確認できます。アプリを完全に終了して再起動すると、 管理情報と全文索引をまとめて作り直します。再構築予約そのものに失敗した場合は診断ログを確認してください。 コンテナ索引の書き込み失敗を同じ通知・再構築へ揃える対応は未実装です。
「今すぐ確認」はファイルと管理情報の差分を確認します。管理情報が変わらないまま全文文書だけが欠けた場合を、 すべて検出・修復する保証はありません。
正常運用では自動監視で同期されるため、手動再構築は通常不要です。 それでも索引が壊れた / 怪しいと感じる場合:
- チェックボックス OFF → ON: お気に入りダイアログでチェックを OFF にすると、 該当お気に入りの索引データを削除します。ON に戻すと、配下を再度フル走査します。
- 索引ファイル削除 → 再起動: 以下のファイル / フォルダを削除して
mImageViewer を再起動すると、ON にしている全お気に入りが初期スキャンからやり直します。
- コンテナ索引:
%APPDATA%\mimageviewer\search_index.db - アイテム索引:
%APPDATA%\mimageviewer\fts_meta.dbおよび%APPDATA%\mimageviewer\fts_index\フォルダ
- コンテナ索引:
11. 関連ショートカット
| キー | 動作 |
|---|---|
| Ctrl+S | コンテナ検索を開く / 閉じる |
| Ctrl+F | 現在地フィルタを開く / 閉じる (PDF ページ表示中は無効) |
| Ctrl+G | アイテム検索を開く / 閉じる |
| Ctrl+R | Everything ファイル名検索を開く(メインの一覧だけ。操作カスタマイズで変更可) |
| Enter | 検索を実行 (テキスト欄にフォーカス中) |
| Esc | 検索バーを閉じて検索前のフォルダへ戻る (検索バーの ボタンや Ctrl+G / Ctrl+S の再押下でも閉じます) |
| BS | ドリルイン中は 1 階層戻る。集約 / 結果一覧 (最上位) では何もしない (検索ごと閉じたいときは Esc か検索バーの ボタン) |
| Ctrl+↑/↓ | Ctrl+G の結果内で前後のヒットへ移動 |
検索中はフォルダバーの戻る / 進む / A/B クイックフォルダ / 履歴メニューは無効化されます (検索中の移動はフォルダ履歴に残らないためです)。 親フォルダボタン () は検索結果の階層を 1 階層戻るボタンに切り替わり、最上位では無効になります。 ツリー順の前 / 次ボタン ( / ) は Ctrl+↑/↓ と同じく前後のヒットフォルダへ移動します。
検索結果から右クリックメニューの「フォルダに移動」を選んだときは検索を終了して実フォルダへ着地し、その移動は通常どおりフォルダ履歴に残ります (移動先で ← を押すと検索前のフォルダに戻れます)。