フルスクリーン表示
画像を全画面で閲覧する際の操作方法を説明します。
フルスクリーンに入る / 出る
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| サムネイルをダブルクリック | フルスクリーン表示に切り替え |
| Enter | 選択中のサムネイルをフルスクリーンで開く |
| Esc | 現在表示中の項目にカーソルを戻してグリッド表示に戻る |
| 右クリック(短押し) | 現在表示中の項目にカーソルを戻してグリッド表示に戻る |
| 右クリック(長押し) | コンテキストメニューを表示(パスコピー・フォルダを開く・アプリケーションで開く等) |
ウィンドウ内表示と全画面表示
フルスクリーン表示には 2 つのモードがあります。
- 全画面表示(既定)— モニター全面に専用ウィンドウを開いて表示します。
- ウィンドウ内表示 — mImageViewer のウィンドウの中に表示します。 タイトルバーやウィンドウ枠はそのまま残り、ウィンドウの移動・リサイズに追従します。
上部ホバーバーの × ボタンの左にあるウィンドウ切り替えボタンで、いつでも 2 つのモードを切り替えられます。選んだモードは記憶され、次回以降のフルスクリーン表示でも 同じモードになります。このモードは画像・動画で共通で、ウィンドウ内表示中は動画から ホイールで画像へ送っても表示の大きさが急に変わりません。
画像の移動(前後)
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| → / ↓ | 次の画像へ |
| ← / ↑ | 前の画像へ |
| Home | フォルダ内の最初の画像へ |
| End | フォルダ内の最後の画像へ |
| マウスホイール(下) | 次の画像へ |
| マウスホイール(上) | 前の画像へ |
| 画面の右半分をクリック | 次の画像へ |
| 画面の左半分をクリック | 前の画像へ |
ズーム / パン / 回転
フルスクリーン表示中に画像を拡大・縮小したり、任意の角度に回転させることができます。
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| Ctrl+マウスホイール | マウス位置を中心にズーム(0.1〜50 倍) |
| 中ボタン(ホイール押し込み)+ 上下ドラッグ | ドラッグ開始位置を中心にズーム。上で拡大・下で縮小、100 px で 2 倍。キーボードを使わず右手のマウスだけで拡大縮小できます |
| 左ドラッグ(ズーム中) | パン(表示範囲を移動) |
| Ctrl+左ドラッグ | 画像を任意の角度に回転 |
| ダブルクリック | ズーム / パン / 回転をリセット |
フォルダ間の移動
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| Ctrl+↓ | フルスクリーンのままツリー順で次のフォルダへ移動し、先頭の画像を表示 |
| Ctrl+↑ | フルスクリーンのままツリー順で前のフォルダへ移動し、先頭の画像を表示 |
回転
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| R | 右に 90° 回転 |
| L | 左に 90° 回転 |
画面上部のホバーバーにも回転ボタン(R / L)があります。
見開き表示(スプレッドビュー)
漫画・写真集などを閲覧する際に、2ページを左右に並べて表示できます。
モード切替
数字キー 1〜5、またはホバーバーの見開きボタン(クリックでポップアップ表示)で切り替えます。
| キー | モード | ペアリング |
|---|---|---|
| 1 | 1ページ表示 | 通常の単独表示 |
| 2 | 見開き 左→右 | [1,2] [3,4] [5,6] ... |
| 3 | 見開き 左→右(表紙あり) | [1] [2,3] [4,5] ... |
| 4 | 見開き 右→左 | [2,1] [4,3] [6,5] ...(← キーで次のページへ進む) |
| 5 | 見開き 右→左(表紙あり) | [1] [3,2] [5,4] ...(← キーで次のページへ進む) |
見開き時の動作
- 2ページ送り:矢印キー・マウスホイール・クリック・スライドショーで2ページずつ進みます。Shift+矢印キーで1ページ送りも可能です。
- 横長画像の自動単独表示:横長(幅 > 高さ)の画像は自動的に1ページで表示されます。見開きスキャン済みの画像が正しく表示されます。
- RTL モードの左右キー反転:右→左モード(4/5)では ← が次のページ、→ が前のページになります(漫画の読み方向と一致)。↑/↓ は変更されません。
- 境界線:2ページの間には薄い黒線が描画されます。
- ズーム・パン:2ページ全体を1枚の画像として扱い、Ctrl+ホイールでマウス位置を中心にズーム、ズーム中は左ドラッグでパンできます。ダブルクリックでリセットされます。
- キャプチャ保存:見開き表示中の Ctrl+S / カメラボタンは、左右両ページを 1 枚の画像として結合保存します。左右のページの高さが異なる場合は、低い方が中央寄せされ、PNG なら透明・JPEG なら透過背景色で余白が埋められます。
見開き中に無効化される機能
2ページ表示中は以下の機能が無効化されます(1ページ表示に戻すと使用可能):
- 画像分析モード(Z キー)
- メタデータパネル(I / Tab キー)
- 回転(R / L キー・Ctrl+ドラッグのフリー回転)
設定の保存
見開きモードはフォルダごとに自動保存されます(spread.db)。
同じフォルダを再度開いた際に前回の設定が復元されます。
デフォルトの見開きモードは環境設定(設定メニュー → 環境設定…)で変更できます。
画像補正
画面左端・上端・右端にマウスを寄せるか、ホバーバーの 🎨 ボタンを押すと補正パネルが表示されます。 明るさ・コントラスト・ガンマ・彩度・色温度・レベル補正をリアルタイムに調整でき、 ページごとの個別設定とアプリ全体の標準設定を使い分けられます。 モノクロ漫画補正などの自動モード、10 個の保存スロット、AI ノイズ除去・AI アップスケールとの連携についても専用ページで解説しています。
右Ctrl を押している間は、補正・ポストフィルタ・AI 処理・消しゴム補完を外した元画像を一時表示できます。
ホバーバー
画面上部にマウスカーソルを移動すると、ファイル情報と操作ボタンが表示されます。
- ファイル名・画像サイズなどの情報表示
- メタデータパネル表示ボタン(ℹ)
- 画像分析モードボタン(🔬)
- 見開きモード切替ボタン(クリックでモード一覧を表示)
- 画像補正パネル表示ボタン(🎨、ページに個別補正があるときは色が変わります)
- カメラボタン(現在表示中の画像・アニメーション現在フレーム・ZIP 内画像・PDF ページをクリップボードへコピー)
- 回転ボタン(R / L)
- スライドショーの再生 / 停止ボタン
- ウィンドウ内表示・全画面表示の切り替えボタン(× ボタンの左)
- 閉じるボタン(×、現在表示中の項目にカーソルを戻してグリッド表示に戻る)
各ボタンにマウスカーソルを合わせると、機能の説明と対応するキーボードショートカットがツールチップで表示されます。 見開きモード切替ボタンをクリックして表示されるポップアップの各項目(単ページ / 見開き 2〜5 / 見開きの向き切替 など)にも ショートカットキーが併記されており、クリックで切替とショートカット確認の両方に使えます。
マウスカーソルの自動非表示
フルスクリーン表示中、上部のホバーバー・左右の補正/メタデータパネル・動画再生時のシークバーなど画面上のすべての操作 UI が消え、約 3 秒間マウスもキーも操作されなかった場合、マウスカーソルが自動的に隠れます。マウスを少しでも動かすと即座に再表示されます。動画を全画面で集中して観るときに矢印カーソルが画面に残らないようにするための機能です。
スライドショー
画面上部のホバーバーに表示される再生ボタン(▶)をクリックするか、S キーを押すとスライドショーが開始されます。 各画像が描画できる状態になってから設定した表示間隔を数え、画面右上の小さな円形インジケータで次の切り替えまでの進行を示します。 ZIP 内の区切り表示は画像と同じ間隔で進みます。動画は自動でスキップして次の画像へ進みます(動画では止まりません)。
再生中にマウスホイール・クリック・矢印キー・Home・End でフォルダ内を移動しても、スライドショーは止まりません。 見たくない画像を飛ばしつつ再生を続けられます。フォルダ移動操作(Ctrl+↑/↓)や S・Space・Esc では停止します。
- S キーでスライドショーの再生・停止を切り替えられます
- Space キーでスライドショーを停止できます
- 表示間隔と、フォルダの最後まで進んだときの動作(フォルダ内でループ / 次のフォルダへ進む / 最後で停止)は、設定メニュー →「環境設定…」→ 表示 → スライドショー で変更できます(既定: 3 秒・フォルダ内でループ)
チェック(複数選択)
フルスクリーン表示中でも Space キーで現在の画像をチェック ON/OFF できます (スライドショー再生中でない場合)。グリッドに戻った際にチェック状態が反映されます。
キャプチャ保存
画像フルスクリーン中に Ctrl+S を押すと、現在表示中の画像・アニメーションの現在フレーム・ZIP 内画像・PDF ページをキャプチャ保存フォルダへ保存できます。 ホバーバーのカメラボタンをクリックすると、同じ内容をクリップボードへコピーします。
画像補正・AI アップスケール / デノイズ・消しゴム補完・ポストフィルタは保存内容に反映されます。 回転・ズーム・パン・分析モードのオーバーレイは保存画像には反映されません。保存形式と保存先フォルダは 設定メニュー →「環境設定…」→ キャプチャ保存で変更できます。保存完了トーストをクリックすると、保存したファイルをエクスプローラーで選択表示します。
CRT 系ポストフィルタを適用した状態で保存すると、フィルタが元画像を拡大してから走査線・シャドウマスクを描画するため、保存画像の解像度が元画像と異なる場合があります。
元画像と同じフォルダへ、補正・消しゴム・隠蔽加工を反映した別ファイルとして保存したい場合は Ctrl+E、または画像補正パネルのヘッダー右側にある書き出しアイコンで エクスポートを使います。
代表サムネイルのピン留め
画像フルスクリーン中に P キーを押すと、現在表示中の画像・ZIP 内画像・PDF ページを、親フォルダ / ZIP / PDF の代表サムネイルに固定 / 解除できます。 グリッド表示の P やフォルダバーの 📌 ボタンと同じ操作です。ポストフィルタの切替は T / Shift+T / Alt+T に移動しました。
比較ビュー
画像フルスクリーン中に X キーを押すと、現在表示中の画像・ZIP 内画像・PDF ページを比較スロットへピン留めできます。サムネイル一覧で画像にカーソルがあるときも X でピン留めできます。 C で現在画像とピン画像を切り替え、Shift+C で左右ワイプ比較、Alt+C で RGB チャンネル別の色付き差分強調を表示します。ワイプ比較の境界線はドラッグで移動でき、ワイプ比較中は左補正パネル・右メタデータパネルを自動で閉じて表示しません。 サイズが異なる画像は現在画像のサイズに合わせてリサイズされます。動画フルスクリーン中の比較キーは無効です。
メタデータパネル
画像に付属するメタデータ(EXIF 情報・AI 生成情報・外部メタデータ)をパネルで表示できます。
パネルの表示方法
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| カーソルを画面右端 25% に移動 | パネルが自動的にスライドイン表示(ホバー表示) |
| I または Tab | パネルの表示/非表示を切り替え(固定表示) |
| パネル内のピン留めボタン | 固定表示のON/OFFを切り替え |
EXIF 情報
デジタルカメラで撮影した JPEG・TIFF ファイルには EXIF 情報が含まれています。 パネルにはカメラ情報・撮影パラメータ・GPS 情報などが「カメラ / 撮影 / 画像 / GPS / その他」の 5 つのカテゴリに分かれて表示されます。 Exif 2.31 / 2.32 の追加タグ(OffsetTime / SubSecTime / 環境センサー / XP シリーズ等)や GPS IFD の詳細タグ(衛星数・DOP・速度・方位・目的地・誤差等)にも対応します。 不要なタグは 設定 →「環境設定…」→ ファイル処理 → EXIF表示 で非表示にできます(グループ単位で一括切り替え可)。
XMP ツイート情報
ローカルに保存済みの画像・動画に XMP 形式のツイート情報が埋め込まれている場合があります。 対応ファイルを開くと、メタデータパネルに「XMP ツイート情報」としてツイート ID・投稿者 (アカウント名 / 表示名)・本文・投稿日時などが表示されます。 パネル内のボタンから「ツイートを開く」「投稿者タイムラインを開く」「URL をクリップボードにコピー」が可能です。 対応フォーマット: JPEG、PNG、TIFF、MP4、MOV、M4V。
AI 生成情報
Stable Diffusion などのツールで生成した PNG 画像には、 プロンプト情報が埋め込まれている場合があります。 対応している形式を以下に示します:
| 形式 | 説明 |
|---|---|
| AUTOMATIC1111 / Forge 形式 | parameters チャンクにプロンプト・ネガティブプロンプト・生成パラメータ |
| NovelAI 形式 | Comment チャンクに JSON 形式のパラメータ |
| ComfyUI 形式 | workflow / prompt チャンクにノードグラフ情報 |
外部メタデータ(サイドカー)
画像と同じ場所に同名の JSON / テキストファイル(画像名.json /
画像名.txt)が置かれている場合、その中身を「外部メタデータ」セクションに表示します。
JSON はキーと値のツリー、テキストはそのまま表示します(読み取り専用で、ファイルは書き換えません)。
一部の画像取得ツールは、画像本体にメタデータを埋め込まず、隣に同名のファイルとして作者名・作品名・ 元 URL・各種ラベルなどを書き出します。mImageViewer はこれを開くだけで閲覧でき、 検索機能の「サイドカー」対象でそのままキーワード検索もできます。
非破壊 AI 修復(消しゴムモード)
フルスクリーン表示中に E キーを押すと消しゴムモードに入ります。 画像の不要な部分(汚れ、傷、綴じ跡、スキャンノイズなど)を塗りつぶして指定し、AI (MI-GAN) で周囲の画像から自然に補完します。 元の画像ファイルは変更せず、マスク情報のみをデータベースに保存するため、いつでも取り消して元に戻せます。
筆・囲み・直線・矩形・楕円などのツール、マスクスロット、Undo、傾き調整など、詳細は専用ページで解説しています。 フルスクリーン表示中は F7 / F8 で消しゴムスロット 1 / 2 を即適用し、 Shift+F7 / Shift+F8 で適用済み消しゴムマスクを削除できます。
隠蔽加工
フルスクリーン表示中に Ctrl+M を押すと隠蔽加工モードに入ります。 モザイク、白塗り、黒塗り、ぼかしを非破壊で重ねられます。加工済み画像として保存したい場合は モードを閉じてから Ctrl+E、または画像補正パネルの書き出しアイコンでエクスポートします。
F9 / F10 で隠蔽スロット 1 / 2 を即適用し、 Shift+F9 / Shift+F10 で適用済み隠蔽マスクを削除できます。
エクスポート
フルスクリーン表示中に Ctrl+E、または画像補正パネルのヘッダー右側にある書き出しアイコンで、 現在の表示結果を JPEG / PNG / WebP で書き出せます。 隠蔽加工プリセットのバリエーションをまとめて保存することもできます。
画像分析モード
フルスクリーン表示中に Z キーまたはホバーバーの 🔬 ボタンを押すと、画像分析モードに切り替わります。 カラーピッカー、ヒストグラム、色差強調、グレースケール表示など、イラスト・写真の色彩分析に特化した機能を搭載しています。
アニメーション
アニメーション GIF および APNG(アニメーション PNG)は自動的に再生されます。
360 度パノラマビュー
360 度カメラなどで撮影した equirectangular(正距円筒図法)形式のパノラマ画像を、視点を自由に動かして 閲覧できます。フルスクリーンで対象画像を開くと「V キーで 360° ビューワー」の案内が一瞬表示され、 ホバーバーにも 360 ボタンが現れます。V キーまたはこのボタンでパノラマビューに入る / 抜けるを切り替えます。 自動では切り替わらないので、通常の平面画像として見たいときはそのままで構いません。
- 視点の移動:画像を左ドラッグすると上下左右を見回せます
- ズーム(画角):マウスホイールで視野角を約 11°〜150° の範囲で調整します
- 初期視点に戻す:ダブルクリックで最初の向き・画角にリセットします
- 前後の画像へ:← / → はパノラマビュー中も前後の画像移動に使えます
パノラマビュー中は、画面下部中央に画質モードのインジケータが表示されます。視点が落ち着いたタイミングで 高解像度版を再描画して画質を引き上げる「高画質」モードと、軽量表示を優先するモードを、インジケータ右の ボタンで切り替えられます。非常に大きな画像では、高画質化の前に確認メッセージが表示されます。 パノラマビュー中は分析モード・スライドショー・消しゴム・ルーペ・比較ビューなどの他モードへの切り替えは一時的に無効になります (V キーでパノラマビューを抜けると元に戻ります)。
判定は画像に埋め込まれたパノラマ情報(XMP)と、横:縦が 2:1 のアスペクト比をもとに行います。 どちらかの条件を満たす画像で 360 ボタンと案内が表示されます。
動画
MP4 / MKV / MOV / AVI / WMV / MPG / MPEG などのコンテナと、H.264 / HEVC / AV1 / VP9 などの主要コーデックに対応した動画を、フルスクリーンでインライン再生できます。動画特有の機能(再生操作・タイル モード・ブックマーク・音量自動調整・VST3 プラグイン処理・AI 動画アップスケール)はまとめて専用ページで解説しています。