設定リファレンス

「設定」メニューからアクセスできる全項目を解説します。

設定メニューの項目一覧

メニュー項目説明
サムネイル列数1〜10 列から選択(既定: 4)
サムネイル比率「自動」または 16:9 / 3:2 / 4:3 / 1:1 / 3:4 / 2:3 / 9:16 の 7 種(既定: 1:1)。「自動」を選ぶとフォルダ内の画像の縦横比に合わせてグリッドのセル比率が自動で選ばれます(1:1 で開始し、サムネイル読み込みが進んだ段階で揃った比率に切り替わります)。
ソート順ファイル名順 / 番号順 / 日付順(古い順)/ 日付順(新しい順)(既定: ファイル名順)。本棚内の本フォルダでは無効になり、番号順固定で表示
サムネイルキャッシュ管理…サムネイル(WebP)キャッシュの確認・削除
変換済みアーカイブキャッシュ管理…RAR / 7z / LZH から変換した ZIP キャッシュの確認・削除
サムネイル画質…A/B 比較プレビューでサイズと品質を調整
統計…読み込み時間・フォーマット別の分布に加え、デコーダ経路別 (Native / WIC / Susie プラグイン) の内訳を表示。Susie 経由は拡張子別 (.mag / .pi など) の件数と平均時間も確認できます
回転情報をリセット…保存済みの全回転情報を削除
環境設定…全体設定、起動と連携、表示、パフォーマンス、ライブラリ、ファイル処理、動画・音声、拡張と診断など全設定を統合したダイアログ

環境設定(起動と連携 → 起動時に開く場所)

環境設定の「起動と連携 → 起動時に開く場所」では、アプリ起動時に最初に表示する場所を選べます。

選択肢説明
前回終了した場所最後に表示していた場所を開きます。前回終了時にドライブ一覧を表示していた場合は、ドライブ一覧に戻ります。
デスクトップWindows のデスクトップを開きます。
ドライブ一覧C: / D: などの利用可能なドライブ一覧を表示します。ボリューム名取得、ドライブ内スキャン、ピン先ファイルの確認は行いません。
読書履歴最近フルスクリーンで読んだ画像フォルダ、ZIP、PDF、対応アーカイブを一覧する専用ビューを開きます。
指定フォルダ指定したフォルダを開きます。パスが無効な場合はデスクトップへフォールバックします。

環境設定(起動と連携 → エクスプローラ連携)

環境設定の「起動と連携 → エクスプローラ連携」では、グリッド右クリックで Windows 標準メニューを使うかどうかと、Windows の「送る」メニューへの登録を設定できます。SendTo 登録後はエクスプローラーでファイルやフォルダを右クリックし、送る → mImageViewer から開けます。

複数のファイルを選択してまとめて送った場合は、そのうちの 1 つを開きます。複数を同時に開くことはできません(画像はフルスクリーン表示、フォルダや本はその中身を一覧表示します)。

設定 / ボタン説明
実ファイル/実フォルダでは Windows 標準の右クリックメニューを使う右クリックメニューの表示を切り替えます。ON のとき、実ファイル / 実フォルダでは Windows Shell 標準項目を表示します。OFF のときや ZIP/PDF 内ページなど仮想項目では mImageViewer 独自メニューを使います。Ctrl+C / X / V のファイル操作は、この設定に関わらず Windows 標準動作です。
SendTo に登録ユーザーごとの SendTo フォルダに mImageViewer.lnk を作成します。インストーラー版では配布用の mimageviewer.exe を登録します。
SendTo から削除登録済みの mImageViewer.lnk を削除します。mImageViewer 本体や設定は削除しません。
SendTo フォルダを開く現在の SendTo フォルダをエクスプローラーで開き、登録されたショートカットを確認できます。
状態を更新ショートカットの有無とリンク先を再確認します。別の場所へ移動した場合や再インストール後の確認に使います。

ツールバーの操作とカスタマイズ

ツールバーの各セクションの項目は、操作を 左クリック=開く・表示(変化を伴わない)/右クリック=追加・付与(変化を伴う) に統一しています。

セクション項目を左クリック項目を右クリック
本棚その本を開く選択中・カーソル位置・表示中ページをその本へ追加(重複はスキップ)
タグそのタグのタグビューを開くタグを付与 / 解除(Shift+右クリックで今いるフォルダ・ZIP・PDF に付与)
お気に入りそのフォルダへ移動(変化操作なし)
列 / 比率 / ソート値を選んで適用(変化操作なし)
★ レーティングその評価で絞り込み(Ctrl / Shift で絞り方を変更)絞り込み+★付与のメニュー(選択へ/今いる場所へ★を付与)

表示するセクション・並び順・表示形式といったカスタマイズは、すべてツールバー上の右クリックで行います(専用の設定ページはありません)。

右クリックで開く設定ポップアップは、チェックを切り替えても閉じません。複数の項目を続けて変更し、右上の または外側クリックで閉じられます。履歴のクリア、管理画面を開く、バーやセクションを隠す操作は実行後に閉じます。

メニューバーの「設定」→「ツールバー」からも、各セクションの表示 / 非表示と「ツールバーを既定に戻す」(確認ダイアログ経由)を操作できます。すべてのセクションを隠してツールバーが見えなくなったときの入口にもなります。スマートフィルタ(絞り込みバー)を非表示にしても、適用中の絞り込み条件そのものは保持されます。

💡
各項目にマウスを合わせると「左:開く / 右:追加」のようにツールチップで操作が表示されます。右クリックの付与・追加操作に慣れていない間の手がかりになります。

環境設定(表示 → リングショートカット)

環境設定の「表示 → リングショートカット」では、常に使えるゲームパッド X リングと、設定で有効にしたマウス右ドラッグのフリックに割り当てる一発アクションを設定できます。グリッド、画像フルスクリーン、動画フルスクリーンの 3 種類について、8 方向のスロットを個別に選べます。

画像フルスクリーンと動画フルスクリーンでは、F11 と同じ「ウィンドウ/全画面切替」、F12 と同じ「別ウィンドウ ON/OFF」も割り当てられます。画像フルスクリーンでは、Home / End と同じ先頭 / 末尾移動も選べます。

設定 / ボタン説明既定値
マウス右ドラッグ / 長押しのフリックを使う右ボタンを押したまま方向を選び、離したときにリングスロットのアクションを実行します。長押しすると押した位置を中心にリングを表示し、中央で離すと取消できます。短い右クリックは従来どおりです無効
8 方向スロット現在の画面ごとに、上 / 右上 / 右 / 右下 / 下 / 左下 / 左 / 左上へ割り当てるアクションを選びます。「なし」を選ぶとその方向は何もしません画面ごとに既定割り当て
既定に戻す表示中の画面種類の 8 方向スロットを既定割り当てへ戻します-
方向グリッド画像フルスクリーン動画フルスクリーン
親フォルダへスライドショーループ
右上★固定メタデータ表示外部プレイヤーで開く
フォルダ履歴 進む回転 Rタイルモード
右下チェック ON/OFFなしブックマーク追加
代表サムネにピン留め代表サムネにピン留め代表フレームにピン留め
左下本棚に追加本棚に追加本棚に追加 (フレーム)
フォルダ履歴 戻る回転 Lミュート
左上表示/詳細キャプチャ保存キャプチャ保存

ピッカーパネルの項目は固定です。列数、ソート、レーティング、見開き、連結方式、読み方向、フィット、ポストフィルタ、動画音量など、複数状態から選ぶ操作をゲームパッドだけで変更できます。左右で順に切り替え、A で一覧を開ける項目は縦リストから選べます。軽い項目は選択中に反映され、ポストフィルタや AI アップスケールは確定時に適用されます。

環境設定(表示 → マウスボタン)

環境設定の「表示 → マウスボタン」では、マウスの戻る/進むボタンの動作を設定できます。戻る/進むボタンは、リングショートカットと同じ一発アクションから選び、グリッド、画像フルスクリーン、動画フルスクリーンで別々に保存します。

設定 / ボタン説明既定値
戻るボタン / 進むボタン物理ボタンごとに個別アクションを選べます。グリッドでは親フォルダへ、画像ではスライドショーや先頭 / 末尾移動、動画ではミュートなど、現在の画面で有効な候補だけが表示されます。既存環境では初回に標準 / 従来どおりの選択ダイアログを表示しますフォルダ履歴 戻る / 進む
既定に戻す表示中の画面種類の戻る/進むボタンを、フォルダ履歴 戻る / 進むへ戻します-

環境設定(ライブラリ → 製本)

環境設定の「ライブラリ → 製本」では、本棚ルートを指定できます。空欄の場合は OS のピクチャ フォルダ配下の mimageviewer\books を使います。これはインストーラー版・単体 exe・ポータブル版で共通です。

本棚ルート直下の各フォルダが 1 冊の本として扱われます。本の中身は 0001_元名.ext のような番号付き画像ファイルだけなので、フォルダごとコピーしたり ZIP 化してもページ順が保たれます。

ℹ️
保存先を後から変更しても、それまでに作った本は移動・コピーされません。元の場所にそのまま残り、通常の画像フォルダとして開けます。新しい保存先に切り替えると本棚一覧にはそちらの本が表示されるので、元の本に戻したいときは保存先を元のパスに戻してください。空のフォルダか専用フォルダを指定するのがおすすめです(中身のあるフォルダを指定すると、その直下のサブフォルダがすべて本として一覧に並びます)。

本棚ルートと本フォルダはお気に入り登録や Ctrl+S / Ctrl+G の自動索引対象から除外されます。本ページへ重ねたタグ・★・補正・消しゴム・隠蔽加工・注釈は mImageViewer 内部に保存され、外部サイドカーは作りません。詳しい操作は製本・本棚を参照してください。

環境設定(表示 → サムネイル)

項目説明既定値
アイドル時にキャッシュ由来のサムネイルを高画質化するスクロール停止後、キャッシュから復元したサムネイルを元画像から再デコードして差し替えます有効
サムネイル情報ツールチップサムネ表示で選択中セルの下に出す情報を選びます。ファイル名、画像解像度、動画長さ、種類、サイズ、更新日時、作成日時、動画解像度、動画コーデック、場所、読書履歴の最終閲覧、読書履歴の既読位置を切り替えられますファイル名 / 画像解像度 / 動画長さ / 読書履歴の最終閲覧 / 読書履歴の既読位置

サムネイルキャッシュ

サムネイルをキャッシュに保存します。 同じフォルダを再度開いた際の読み込みが大幅に高速化されます。

キャッシュ生成設定(環境設定 → パフォーマンス → キャッシュ)

項目説明既定値
キャッシュポリシー Off:キャッシュを使用しない
Auto:読み込み時間やファイルサイズが閾値を超えた場合のみキャッシュ
Always:すべてのフォルダでキャッシュを生成
Auto
読み込み時間の閾値 Auto モードでキャッシュ対象とする最低デコード時間(ミリ秒) 25 ms
ファイルサイズの閾値 Auto モードでキャッシュ対象とする最低ファイルサイズ 2 MB
WebP は常にキャッシュ WebP ファイルは閾値に関わらず常にキャッシュする 有効
PDF は常にキャッシュ PDF のページサムネイルは閾値に関わらず常にキャッシュする 有効
ZIP は常にキャッシュ ZIP 内の画像サムネイルは閾値に関わらず常にキャッシュする 有効

サムネイル画質

A/B 比較プレビューで視覚的にキャッシュの品質を調整できます。

項目説明既定値
サムネイル長辺サイズキャッシュに保存するサムネイルの長辺ピクセル数512 px
WebP 品質WebP 保存品質(1〜100)。高いほど高画質・大容量75

キャッシュの管理

設定 → サムネイルキャッシュ管理 から以下の操作ができます:

フルスクリーン中に S キーで開ける動画のタイム ライン サムネ (動画タイル モード)のキャッシュは別ファイルで管理されますが、上の 「現在のフォルダのキャッシュを削除」「すべてのキャッシュを削除」では同時に 削除されます。「現在のフォルダ」削除はサブフォルダ配下の動画タイル サムネも 再帰的に対象になります。

サムネイル比率を「自動」にしたときのフォルダ別判定結果も同じダイアログで管理され、 「現在のフォルダのキャッシュを削除」「すべてのキャッシュを削除」でリセットされます。 古いキャッシュ削除では、指定日数以上更新されていない比率判定結果も同時に削除されます。

お気に入りメニューの「キャッシュ作成」から、お気に入りフォルダのキャッシュを一括生成することもできます。

一括キャッシュ作成ダイアログでは、以下のオプションを選択できます:

どちらもチェックなしの場合でも、先頭1枚/1ページはキャッシュされ、フォルダ一覧でサムネイルが表示されます。

変換済みアーカイブキャッシュ(設定 → 変換済みアーカイブキャッシュ管理…)

RAR / 7z / LZH をクリックで ZIP に変換したときに、変換後の ZIP を %APPDATA%\mimageviewer\archive_cache\ に保存します。2 回目以降は変換を スキップして即座に開けるため、アーカイブを行き来する閲覧でも高速です。

パスワード付き RAR / CBR を変換した場合も、キャッシュ ZIP 自体はパスワードなしで保存されます。パスワード自体は保存されません。

管理ダイアログで以下の操作ができます:

マッピング DB は %APPDATA%\mimageviewer\archive_cache.db に保存されます。元ファイルの更新時刻が変わった場合は自動的に再変換されます。

環境設定 → パフォーマンス → キャッシュの「RAR / 7z / LZH の処理」では、開く前に確認する、確認せずにキャッシュを作成する、無視する、の 3 つから選べます。変換ダイアログ内の「次回から表示しない」を選ぶと「確認せずにキャッシュを作成する」に切り替わります。変換中の進捗、パスワード入力、変換エラーは引き続き表示されます。「無視する」では一覧やフォルダ移動で RAR / 7z / LZH を扱わず、既存の変換キャッシュも開きません。

環境設定 → パフォーマンス → キャッシュで容量上限を有効にすると、MB 単位で指定した上限に対して変換完了後に合計容量を確認し、上限を超えている場合は最終アクセス日時が古いキャッシュから削除します。既定は無制限です。直近で作成したキャッシュは、単体で上限を超える場合でも削除されません。

ℹ️
サムネイルキャッシュ(WebP)と比べて 1 エントリあたりの容量が大きくなりやすい(元ファイルサイズと同等)ため、 ディスク容量が気になる場合は容量上限を設定するか、このダイアログで定期的に削除してください。 大量にキャッシュしたい場合は --data-dir で別ドライブに保存場所を移せます。

検索索引(お気に入り → 編集)

お気に入りごとに「コンテナ索引」「アイテム索引」の ON/OFF チェックを個別に設定できます (お気に入り → 編集 で開くダイアログ内)。どちらも既定は OFFで、ON に 切り替えた時点で配下を再帰的に走査して索引を作成します。以降は自動監視で 追従されます。

詳細は検索機能 §9を参照してください。

ツールバーに表示できるセクション

ツールバーには以下のセクションを表示できます。表示 / 非表示の切り替えと表示形式・並び順の変更は、ツールバーの操作とカスタマイズで説明した右クリック、または「設定」→「ツールバー」から行います。

セクション内容
列:列数の選択ボタン(1〜10)
本棚:追加先の本の切り替えと、ピン留めした本ごとのボタン。本のボタンは左クリックで開く / 右クリックで選択中・表示中ページをその本へ追加します。表示形式は展開 / 折りたたみから選べます
比率:サムネイル縦横比の選択
ソート:ソート順の選択
レーティング:★の有無や 1〜5 の評価で一覧を絞り込むフィルタ
スマートフィルタ:種類・拡張子・AI モデル・生成ツール・★・タグ・日付・サイズ・編集状態などの絞り込みバー。非表示にしても適用中の条件は保持されます
お気に入り:登録済みフォルダへのクイックアクセス(左クリックでそのフォルダへ移動)。表示形式は展開 / 折りたたみ / プルダウンから選べます
タグ:ピン留めタグのボタン。左クリックでタグビューを開く / 右クリックで付与・解除(Shift+右クリックで今いるコンテナに付与)。表示形式は展開 / 折りたたみ / プルダウンから選べます
ツリー左側のフォルダツリーペインを表示 / 非表示にするボタン。キーボードの F でも同じ操作ができます
フォルダバー現在のフォルダパス入力、履歴の戻る/進む、A/B クイックフォルダ、親フォルダ、ツリー順の前/次、実フォルダのお気に入り追加/設定、最近開いたフォルダ履歴、代表サムネ固定、コンテナ★、現在表示中 / 全サムネイル数(例: ( 20/100))を表示します(検索結果表示中を除く)
 └ 履歴の戻る/進む (←/→)フォルダ移動履歴をブラウザのように戻る / 進むボタン
 └ A/B クイックフォルダコピー元 / コピー先など 2 つの作業場所を切り替えるボタン。A/B それぞれが最後に見た場所と戻る / 進む履歴を別々に保持します。設定画面から記憶した場所をまとめてクリアできます
 └ 親フォルダ (⬆)Backspace と同じく親フォルダへ移動するボタン
 └ ツリー順の前/次 (▲/▼)Ctrl+ / Ctrl+ と同じ動作 (深さ優先のツリー順で前後のフォルダへ移動)
 └ お気に入り追加/設定 (♡/♥)未登録の実フォルダではお気に入り追加ダイアログ、登録済みフォルダではお気に入り編集ダイアログを開くボタン。ZIP / PDF / 変換済みアーカイブ閲覧中は追加できません
 └ 最近開いたフォルダ履歴最近開いたフォルダをフルパスで最大 20 件表示するメニュー
 └ 代表サムネ固定 (📌)フォルダバー右端の 📌 ボタンの表示有無。選択中のアイテムを現在のフォルダ / ZIP / PDF / 変換済み RAR・7z・LZH の代表サムネに固定 (左クリック) / 解除 (右クリック) します。詳しくは グリッド表示 → 代表サムネイルを手動で指定する を参照

各セクションの表示・非表示を切り替えられるほか、個別の項目(列数ボタンの 1〜10 のどれを表示するか等)も選択できます。 すべて非表示にすると、ツールバー本体は表示されません。

同名ファイル処理(環境設定 → ファイル処理 → 同名ファイル)

フォルダ内に類似した名前のファイルが存在する場合、自動的に整理して表示をすっきりさせます。

設定説明既定
アーカイブ+フォルダの重複をスキップ同名の ZIP/PDF/RAR/7z/LZH ファイルとフォルダがある場合、アーカイブ側を非表示にする有効
動画+画像の重複をスキップ同名の動画と画像がある場合、画像側を一覧から非表示にし、画像を動画のサムネイル (sidecar) として使用する有効
拡張子違いの画像をスキップ同名で異なる拡張子の画像がある場合、優先度の低い方を非表示にする有効

画像の拡張子優先度もカスタマイズ可能です(既定はロスレス > モダン > ロッシー > RAW の順)。 環境設定ダイアログで各拡張子の ▲ / ▼ ボタンで順序を入れ替えたり、「デフォルトに戻す」で初期状態に戻すこともできます。

フォルダ設定(環境設定 → ライブラリ → フォルダ)

項目説明既定値
代表画像の選択基準フォルダの代表画像を決めるソート順(ファイル名順 / 番号順 / 日付順など)番号順
サブフォルダ探索階層代表画像を探すときにサブフォルダを何階層まで探索するか(0〜10)3 階層
空フォルダスキップ上限Ctrl+↑↓ で画像のない空フォルダ・画像を含まない ZIP を連続スキップする上限数(最大 30)5
フォルダに補正・マスク設定のバックアップを保存する フォルダ直下に mimageviewer.dat(隠し+システム属性)を作成し、画像補正・補正レイヤー・消しゴムマスクの設定をバックアップします。 フォルダを丸ごと別ドライブへ移動しても設定が保持されます。中央の設定 DB が主で、バックアップはフォールバック用です。 OFF 中は既存のバックアップファイルも読み込まれません(ファイル自体は削除されません)。 ON

補正・補正レイヤー・消しゴムマスクの設定は基本的に %APPDATA%\mimageviewer\ 配下の DB で一括管理されます。 ただしファイル・フォルダのパスがキーになっているため、ユーザーがエクスプローラなどでフォルダを移動すると設定が参照できなくなります。 時間のかかる補正・マスク設定については、フォルダ移動に耐えるよう上記「バックアップを保存する」で各フォルダに自動的にバックアップを作成できます(デフォルト ON)。

EXIF 表示設定(環境設定 → ファイル処理 → EXIF表示)

メタデータパネルに表示する EXIF タグを管理します。 タグは「カメラ / 撮影 / 画像 / GPS / その他」の 5 グループに分類され、各グループごとにチェックボックスで表示/非表示を切り替えられます。 グループ単位で [全選択] [全解除] ボタンから一括操作が可能で、見出しに「X/Y 非表示」と現在の設定状況が表示されます。 MakerNote などの冗長なタグはデフォルトで非表示に設定されています。 rexif が認識しないタグ (MakerNote 独自タグなど) は「カスタム」セクションに表示され、× ボタンで個別に解除できます。 下部のテキストボックスからアプリが知らないタグ名を手動で追加することもでき、「デフォルトに戻す」ボタンで初期状態に戻せます。

スライドショー設定(環境設定 → 表示 → スライドショー)

項目説明既定値
表示間隔1 枚の画像を描画できる状態になってから表示する秒数(0.5〜30 秒)3 秒
フォルダの最後まで進んだらスライドショーがフォルダ末尾に達したときの動作を選びます。
フォルダ内でループ: 先頭の画像へ戻って繰り返します。
次のフォルダへ進む: 次のフォルダへ移動して続けます。移動先に画像が 1 枚も無ければ停止します。
最後で停止: 末尾で停止します。
フォルダ内でループ

スライドショー中、動画は自動でスキップして次の画像へ進みます。再生中にホイール・クリック・矢印キー・HomeEnd でフォルダ内を移動しても再生は止まりません(見たくない画像を飛ばしつつ続けられます)。フォルダ移動操作(Ctrl+/)や SSpaceEsc では停止します。

キャプチャ保存(環境設定 → 表示 → キャプチャ保存)

フルスクリーン中に Ctrl+S で保存するキャプチャの形式と保存先を設定します。 画像・ZIP 内画像・PDF ページ・アニメーション現在フレーム・動画フレームの保存に共通で使われます。

項目説明既定値
保存形式 PNG(可逆)/ JPEG 95 / JPEG 85 / JPEG 75 から選択します。透過画像を JPEG で保存する場合は、現在の透過背景色に合成されます。 PNG
保存先フォルダ 空欄の場合は OS のピクチャ フォルダ配下の mimageviewer フォルダへ保存します。「フォルダを開く」ボタンで保存先をエクスプローラーで開けます。 ピクチャ / mimageviewer

CRT 系ポストフィルタを適用した状態で保存すると、フィルタ処理のために保存画像の解像度が元画像と異なる場合があります。

エクスポート設定

Ctrl+Eエクスポートでは、前回の選択が一部記憶されます。

設定説明
メタデータ保持EXIF や XMP を引き継ぐチェック状態を記憶します。同じ形式で書き出せる場合に使われます
前回の保存先元フォルダ以外を選んだ場合、そのフォルダを次回の候補として記憶します
バリエーション選択現在の設定、プリセット 1〜4 のチェック状態を記憶します
変換時の形式HEIC / AVIF / RAW などを直接書き出せない場合、JPEG または PNG のどちらへ保存するかを記憶します

AI 処理のサイズ上限(環境設定 → パフォーマンス → 先読み)

AI アップスケール・JPEG ノイズ除去を自動適用する画像サイズの上限を調整できます。 上限は「長辺 x 短辺」で指定し、長辺と短辺がどちらも上限未満の画像のみ AI 処理されます。 たとえば「4096 x 2048 未満」を選ぶと、2720 x 1920 のような横長・縦長の大きい画像にも AI 処理を掛けられます。結合された見開きスキャンなど大判の画像向けに、 「6144 x 4096 未満」「8192 x 4096 未満」「8192 x 8192 未満」といった高負荷の上限も選べます。 大きい上限ほどメモリと処理時間を多く消費し、「4096 x 4096 未満」ではアップスケール処理中に 一時的に数 GB、「8192 x 8192 未満」では 10 GB 規模のメモリを使うことがあります。 メモリの少ない環境では小さい上限を選んでください (アップスケール結果は長辺 8192 px 以下に自動的に縮小して表示されます)。 アップスケールモデルやノイズ除去の有効/無効は、フルスクリーンの補正パネルで標準設定またはページ個別設定として切り替えます (画像補正 参照)。AI なし / 軽量 / 高画質の利用範囲は「全体設定」で選びます。

項目説明既定値
アップスケールのサイズ上限長辺・短辺がどちらも上限未満の画像のみアップスケールを適用(512 x 512 〜 8192 x 8192 の候補から選択。6144 / 8192 クラスは大判向けの高負荷)2048 x 2048 未満
ノイズ除去のサイズ上限長辺・短辺がどちらも上限未満の画像のみノイズ除去を適用(候補はアップスケールと同じ)2048 x 2048 未満
AI アップスケール先読み(後方 / 前方)フルスクリーンで前後の画像にも AI アップスケール結果を先読みする枚数後方 1 / 前方 2

AI バックエンド(環境設定 → パフォーマンス → AI バックエンド)

AI アップスケール・ノイズ除去・消しゴムツールの実行環境を選択します。 既定の DirectML はすべての DirectX 12 対応 GPU で動作します。 NVIDIA GPU 利用時は TensorRT に切り替えることで処理時間を大幅に短縮できます (アップスケール 1.4〜3.4 倍、ノイズ除去 約 4.5 倍)。

項目説明
検出 GPUプライマリ GPU のベンダー(NVIDIA / AMD / Intel)。NVIDIA 以外では TensorRT は無効化されます。
バックエンドDirectML(既定)または TensorRT。切り替えは即時反映されます(アプリの再起動は不要)。TensorRT は内部的に FP16 推論を使い 1.5〜2 倍高速化(画質はほぼ同等で知覚できる差はありません)。
TensorRT パックをダウンロードTensorRT バックエンドが未インストールのときに表示されるボタン。GitHub から専用ランタイム + 事前ビルド済みエンジンを自動取得します (約 1.97 GB、5〜15 分目安)。完了時にバックエンドが自動で TensorRT に切り替わり、再起動なしで有効になります。途中で中断しても次回開始時に続きから再開されます。
エンジンキャッシュを削除パック内の事前ビルド済みエンジンを削除します。GPU ドライバ更新後にエンジン読み込みエラーが出る場合に使用してください。再度パックをダウンロードすると元に戻ります。

TensorRT 利用の前提

全体設定(環境設定 → 全体設定)

初回セットアップダイアログと同じ主要項目を変更できます。

項目説明既定値
テーマシステム / ライト / ダーク。システムは Windows のアプリ用テーマに追従し、起動後に OS 側で切り替えても自動反映されます。システム
AI 機能なし / 軽量 / 高画質。軽量はミドルレンジ GPU 向けで高速汎用・漫画トーン保持モデルのみ使用し、ノイズ除去は実行しません。高画質はハイエンド GPU 向けで全アップスケールモデルとノイズ除去を許可します(処理時間の目安)。軽量
ZIP/PDF ファイル開いたときページ一覧を表示するか、ページを直接フルスクリーン表示するかを選べます(フルスクリーン表示時の開く位置はライブラリ → 履歴と復元設定に従います)。ページを直接表示する設定では、ZIP/PDF/変換アーカイブ内のページで Esc / Enter / 短い右クリックを押すと親のファイル一覧へ戻り、BS ではその本のページ一覧へ戻ります。ページ一覧

初回起動時は、テーマ・AI 機能・ZIP/PDF の開き方をまとめて確認する初回設定ダイアログが表示されます。

AI 処理時間の目安

AI 処理時間は GPU、バックエンド、画像サイズ、モデル、同時に動いているアプリによって変わります。 ここでは「モード選択時の体感」を判断するための代表値を示します。数値は 1 枚あたりの平均処理時間で、初回のモデル読み込み時間は含みません。

画像サイズ: A = 800×600、B = 1920×1080

モデル / 処理RTX 4060 TiRTX 4090備考
高速汎用A: 約 0.4 秒
B: 約 1.1 秒
A: 約 0.2 秒
B: 約 0.6 秒
軽量モードで写真・イラスト・3D に自動割り当てされるモデル。
漫画 (トーン保持)A: 約 0.3 秒
B: 約 1.4 秒
A: 約 0.2 秒
B: 約 0.8 秒
軽量モードで漫画に自動割り当てされるモデル。
イラスト・アニメ
※高画質のみ
A: 約 1 秒
B: 約 4 秒
A: 約 0.4 秒
B: 約 1.5 秒
線画を強めに整えるため、軽量モデルより重くなります。
写真・CG (ノイズ除去強)
※高画質のみ
A: 約 2 秒
B: 約 7 秒
A: 約 0.9 秒
B: 約 3 秒
高画質向けの汎用モデル。写真では効果が出やすい一方、負荷も高めです。
写真 (質感保持)
※高画質のみ
A: 約 3 秒
B: 約 12 秒
A: 約 1 秒
B: 約 4 秒
質感を残す写真向けモデル。ミドルレンジ GPU では待ち時間が出やすいです。
JPEG ノイズ除去
※高画質のみ
A: 約 2 秒
B: 約 6 秒
A: 約 0.5 秒
B: 約 2 秒
アップスケールではなく 1x のノイズ除去。高画質モードでのみ実行されます。

軽量モードの 2 モデルは比較的短時間で処理できます。高画質モードでは写真向けモデルとノイズ除去が重くなり、画像サイズによっては待ち時間が出ます。

タスクトレイ常駐(環境設定 → 起動と連携 → タスクトレイ常駐)

ウィンドウの [×] ボタンを押したときにプロセスを終了せず、タスクトレイ(通知領域)に 常駐させる設定です。お気に入り → 編集 ダイアログからも同じ項目にアクセスできます。

項目説明既定値
アプリを閉じる代わりに、タスクトレイに常駐する ON にすると、[×] でウィンドウを隠してタスクトレイにアイコンが常駐します。 ファイル変更の監視が続くため、次回ウィンドウを開いたときに溜まっていた変更が 自動で反映され、起動時のインデックス再スキャンを省けます。 動画やフルスクリーン表示中に格納した場合は、その表示セッションを閉じて 再生位置を保存し、動画デコーダ・音声出力・アイドル状態の GPU 動画プールなどのリソースを解放します。 VST3 プラグインチェーンは停止しません。 完全に終了するには、タスクトレイアイコンを右クリックして「終了」を選んでください。 OFF
常駐中はインデックス更新を一時停止する 上の項目が ON のときに有効。常駐中はファイル監視と初回スキャンを両方止め、 ウィンドウを開いた瞬間に再開します(溜まっていた変更もそこで順次処理)。 OFF でも常駐中は I/O 並列度が自動で 1 に絞られるので、他アプリの I/O 負荷が 気になる場合でも通常は OFF のままで問題ありません。 OFF

タスクトレイアイコンの操作:

インストーラでアップデート / アンインストールするときは、常駐中の mImageViewer が 自動的にクリーン終了してからファイルが差し替わります(トレイアイコンを手動で終了させる 必要はありません)。設定やインデックスは通常終了と同じ経路で保存されるので、 書き込み途中の破損はありません。

Susie プラグイン(環境設定 → ファイル処理 → Susie プラグイン)

Susie 画像プラグイン(.spi、32bit)を経由してレトロ PC の画像形式などを閲覧できます。 詳しい用途は FAQ を参照してください。

項目説明既定値
Susie 画像プラグインを有効にする OFF にするとプラグインフォルダを読み込まなくなります。mimageviewer-susie32.exe が見つからない環境では自動的に無効になります。 有効
プラグインを並列実行する OFF にするとワーカープロセス数を 1 に固定します。古いプラグインで一時ファイル衝突・INI の同時書き込み等の問題が疑われるときに OFF にして切り分けに使います。 有効(推奨: ON)
📁 フォルダを開く プラグインフォルダ(%APPDATA%\mimageviewer\susie_plugins\)をエクスプローラで開きます。初回起動時に README.txt が配置されます。
⟳ プラグインを再読み込み プラグインを追加・削除・更新した後に押すと、ワーカープロセス全員を再起動してプラグインを再ロードします(アプリ再起動は不要)。
ロード済みプラグイン一覧 現在ロードされているプラグイン名と対応拡張子を展開表示できます。
ℹ️
プラグインは 32bit ワーカープロセス(mimageviewer-susie32.exe)に隔離されます。 不正な画像でプラグインがクラッシュしてもメインプロセスには影響せず、ワーカーは自動再起動されます。

履歴と復元(環境設定 → ライブラリ → 履歴と復元)

動画と ZIP/PDF/変換アーカイブ(本)の位置復元と、読書履歴を管理します。位置復元では、前回の位置(続きから)で開くか、最初/先頭から開くかを設定します。 「動画 / ZIP・PDF・対応アーカイブ」×「一覧から開く / Ctrl+ で移動」の組み合わせごとに個別に選べます。 保存された位置が無いときは自動的に先頭になります。

一覧から開くCtrl+ で移動
動画続きから(既定)続きから(既定)
ZIP / PDF / 対応アーカイブ(本)続きから(既定)先頭から(既定)

例えば「Ctrl+ で次の本へ移ったときは続きから、一覧から開いたときは最初から」のように、 使い方に合わせて自由に組み合わせられます。

保存済み位置の管理:このページの下部で、動画の再生位置ZIP/PDF/対応アーカイブ(本)の読書位置それぞれについて、記憶している件数の確認と全件クリアができます。

読書履歴

同じページで、フルスクリーンで読んだ本を読書履歴へ記録するかどうか、保持件数、全件クリアを設定できます。保持件数は最大 1000 件です。記録を OFF にしても既存の履歴は削除されません。

読書履歴には、画像だけで構成されたフォルダ、ZIP、PDF、対応アーカイブが最近読んだ順に並びます。項目にマウスを重ねると場所(フルパス)・最終閲覧日時・既読位置を確認でき、詳細表示では「最終閲覧」列と「既読位置」列で一覧できます。読書履歴は「ファイル」メニューの「読書履歴を開く」やアドレスバーの「場所▼」からも開けます。「場所▼」では読書履歴の下から本棚フォルダも開けます。

動画(環境設定 → 動画・音声 → 動画)

動画のインライン再生に関する設定です。動画の再生操作・タイル モード・ブックマーク・AI アップスケールなどの使い方は 動画再生 ページにまとめてあります。

ハードウェアデコード / デインターレース

項目説明既定値
ハードウェアデコードを有効にする GPU の動画デコード機能(Direct3D 11)を使い、HEVC / 4K 動画の CPU 負荷を下げます。D3D11VA 非対応のコーデックは CPU デコードで再生し、D3D11VA 対応コーデックの初期化失敗は再生エラーとして表示します。切り替えは次に開く動画から反映されます。 有効
デインターレース インターレース動画の横縞ノイズを表示前に補正します。「自動」はインターレースとしてデコードされたフレームだけ補正、「常に有効」は全フレーム補正、「無効」は補正しません。切り替えは次に開く動画から反映されます。 自動

再生

項目説明既定値
ループ再生 動画末尾に到達したときの動作。ループしない / 全体ループ / チャプターループ / ブックマークループ。フルスクリーン再生中に L キーでも切り替えられます。 ループしない
起動直後はミュートで開始 起動後の動画再生セッションをミュート状態で開始します。起動後に HUD や M キーで切り替えたミュート状態は、そのセッション中の動画切替と次回起動へ引き継がれます。 OFF
既定音量 動画を開いたときの初期音量(-∞dB〜+18dB)。0dB を超えるブースト部分には内蔵の safety limiter が働きます。 0dB

下部 HUD で切り替えたミュート、倍速、連続再生、Norm の ON/OFF 状態は保存され、動画切替とアプリ再起動後も維持されます。

レジューム再生

3 秒以上再生し、かつ末尾 5 秒以内に到達していない動画について、再生位置を自動的に記憶します。 次回その動画を開くと、その位置から自動再生で再開できます。 「続きから / 最初から」の切り替えと、記憶している再生位置の件数確認・全件クリアは ライブラリ → 履歴と復元 ページにまとめています。

音量ノーマライズ測定値

ラウドネス ノーマライズで一度測定した動画の結果は、次回再生時にすぐ適用できるよう保存されます。 このページでは保存済み測定値の件数を確認し、確認ダイアログ経由で全件クリアできます。 クリアしても現在再生中に適用済みの音量はその場では変更されず、次回以降に必要な動画が再スキャンされます。

グリッドサムネイル

「同名ファイル名の画像があれば動画サムネに優先採用」を ON にすると、動画と同じ名前の画像ファイル (例: movie.mp4 の隣の movie.jpg)をグリッドのサムネイルに使います。 OFF にすると Windows 標準のサムネイルのみを使います。 フルスクリーン再生中に P キーでピン留めしたフレームは、この設定に関わらず常に最優先で使われます。

VST3 プラグイン(環境設定 → 動画・音声 → VST3 プラグイン)

動画の音声を VST3 プラグインのチェーンに通してから再生できます。 ラウドネスメーター(LUFS 測定)や EQ・コンプレッサーなどを動画再生に重ねて、 音声をリアルタイムに分析・加工する用途を想定しています。 既定は OFF で、利用しない場合は動作・表示とも何も変わりません。 使い方の詳細・動画再生中の操作 (VST パネル / GUI 表示 / バイパス) は 動画再生 → VST3 プラグイン処理 を参照してください。

項目説明既定値
VST3 プラグイン処理を有効にする ON にすると動画再生時に、下のチェーンのプラグインを上から順に通します。OFF のときはプラグイン処理なしの通常再生です。 OFF
プラグインをスキャン / 再スキャン %COMMONPROGRAMFILES%\VST3\ などのフォルダを再帰的に走査し、見つかった VST3 プラグインを候補一覧に表示します。スキャン中は進捗(確認済み / 総数)が表示されます。
プラグインチェーン 音声を通すプラグインの並び(最大 10 個)。上から順に処理されます。各行の ↑ / ↓ で並べ替え、× で削除。候補一覧のプラグインをクリックするとチェーンの末尾に追加されます。
ℹ️
各プラグインは本体とは別のプロセスで動作するため、プラグインがクラッシュしても mImageViewer 本体や他のプラグインには影響しません。プラグインの内部状態(EQ カーブなど)は アプリ終了時や設定変更時に保存され、次回も引き継がれます。
遅延が 2 秒を超えるプラグインは音ズレ防止のため自動的に OFF(バイパス)にされ、 この環境設定ページに警告が表示されます。プラグイン側で遅延を減らしてから手動で再 ON してください。
ℹ️
VST3 チェーンの末尾と、音量を 0dB 超にブーストしたときには、内蔵の safety limiter (0dBFS)が保険として働き、過大出力による音割れを抑えます。 この機能は Steinberg VST3 SDK(MIT ライセンス)を利用しています。

ヘルプメニュー

メニューバーの「ヘルプ」からオンラインマニュアル、バージョン情報、ログフォルダを開けます。 問題が発生した場合は「ログフォルダを開く」で %APPDATA%\mimageviewer\logs\ を表示できます。 不具合を報告するときは、環境設定の「拡張と診断 → 開発者」にある「ログを zip にする」を使うと、 必要なログをまとめてデスクトップに書き出せます(後述)。

環境設定(パフォーマンス・ライブラリ・閲覧表示)

設定 →「環境設定…」から、左側のツリーで項目を選び、右側のパネルで設定を変更できます。 以下はパフォーマンス・ライブラリ・閲覧表示に関する設定です。

項目説明既定値
並列読み込み サムネイルを並列デコードするスレッド数。Auto(CPU コア数 / 2)または手動(1〜64) Auto
フルサイズ先読み(後方:前の画像) フルスクリーン中に前方向(既に見た画像)に先読みする枚数 4 枚
フルサイズ先読み(前方:次の画像) フルスクリーン中に次方向(これから見る画像)に先読みする枚数 12 枚
サムネイル先読み(後方:前のページ) サムネイルグリッドで前方向のページを GPU メモリに保持するページ数 2 ページ
サムネイル先読み(前方:次のページ) サムネイルグリッドで次方向のページを GPU メモリに保持するページ数 4 ページ
GPU メモリ上限 サムネイルの GPU メモリ使用量を VRAM の何 % に制限するか 50%
アイドル時高画質化 スクロール停止後にキャッシュ由来のサムネイルを元画像から高画質版に差し替え 有効
表示モードのデフォルト フォルダを初めて開いたときの表示モード。1ページ表示 / 見開き 左→右 / 見開き 左→右(表紙あり)/ 見開き 右→左 / 見開き 右→左(表紙あり)/ 縦読み 1ページ表示
ズーム/フィット フルスクリーン表示のフィット基準。ページ全体 / 横幅フィット / 縦幅フィット / 100%原寸。余白カットは左パネルの表示トリムで設定します ページ全体
拡大しない / 縮小しない 自動フィット時だけ 100% を基準に倍率を制限します。手動ズームは制限しません。フルスクリーンのズーム/フィットメニューからも切り替えできます OFF
下部ページシークバーを固定表示 静止画フルスクリーンのページシークバーを常に表示し、画像をその上の領域にフィットします。シークバー端の鍵アイコンからも切り替えできます OFF
ページ番号を常時表示 静止画フルスクリーン右下に現在ページ / 総ページ数を小さく表示します。見開きでは左→右表示ならページ範囲、右→左表示なら画面上の左ページから順に表示し、縦 / 横連結中は中央に近いページを表示します。下部ページシークバーを固定表示している間は非表示になります ON
マウスカーソルを隠すまで フルスクリーン表示中、マウス操作が止まってからカーソルを自動的に隠すまでの秒数です(0.1〜5.0 秒)。固定表示のページシークバーが見えていても、マウスを動かさなければこの秒数で隠れます 1.0 秒
ページジャンプ量 画像フルスクリーンで Shift+ / Shift+ を押したときに前後へジャンプする量です。画像・ZIP/PDF ページを現在の表示順で数え、割合または固定ページ数を選べます。見開き中は最低 2 ページ進みます 全体の 10%

環境設定(拡張と診断 → 開発者)

環境設定ツリーの「拡張と診断 → 開発者」では、不具合をサポートに調べてもらうための診断機能を利用できます。 通常の利用では設定する必要はありません。

項目説明既定値
ログを zip にする 動作ログ・エラーログ・(記録していれば)性能ログを 1 つの zip にまとめてデスクトップに保存します。不具合を報告するときは、この zip を内容と一緒に送ってください。
性能ログを記録する フレーム単位の詳細な動作記録を残します。「動作が重い・カクつく」といった不具合をサポートに調べてもらうときだけ ON にしてください。ログが大きくなるため普段は OFF のままで問題ありません。変更は次回起動時から反映されます。 OFF
ℹ️
動作ログとエラーログは常に記録されています(古いものは自動的に整理されるため ディスクを圧迫しません)。不具合が起きた直後に「ログを zip にする」を押せば、 その記録がそのまま zip に含まれます。zip にはファイル名やフォルダのパスが含まれます。

起動オプション(コマンドライン引数)

引数説明
--data-dir <パス> 設定・キャッシュの保存フォルダを指定。複数プロファイルの使い分けに便利です。
--window-size <W>x<H> 起動時のウィンドウサイズを指定(例: --window-size 1920x1080)。ウィンドウ位置は画面左上付近に固定されます。
<パス> 起動時に開くフォルダまたはファイルのパス。ZIP / CBZ / PDF はその本を開き、RAR / CBR / 7z / CB7 / LZH / LHA はキャッシュ設定で無視していない場合に開きます。通常の画像・動画ファイルは親フォルダへ移動してそのファイルをフルスクリーンで開きます。ショートカットへのドラッグ&ドロップや SendTo でもこの引数として扱われます。既に起動中の場合は既存ウィンドウへパスを渡して開きます。
ℹ️
使用例(複数プロファイル):
mimageviewer.exe --data-dir "C:\Profiles\work"
仕事用と趣味用など、設定を完全に分離して使いたい場合に活用できます。

設定の保存場所

種類パスキーの種類
設定ファイル%APPDATA%\mimageviewer\settings.db
回転情報 DB%APPDATA%\mimageviewer\rotation.dbページ単位(A)
画像補正 DB%APPDATA%\mimageviewer\adjustment.dbページ単位(A)+標準設定・保存スロットも格納
補正レイヤー DB%APPDATA%\mimageviewer\local_adjust.dbページ単位(A)
消去マスク DB%APPDATA%\mimageviewer\mask.dbページ単位(A)
★レーティング DB%APPDATA%\mimageviewer\rating.dbページ単位(A)
見開き設定 DB%APPDATA%\mimageviewer\spread.dbフォルダ単位(A)
PDF パスワード DB%APPDATA%\mimageviewer\pdf_passwords.jsonファイル単位(A)
コンテナ索引 (Ctrl+S)%APPDATA%\mimageviewer\search_index.dbフォルダ単位(B)
サムネイルキャッシュ%APPDATA%\mimageviewer\cache\(WebP 形式)フォルダ単位(A)
動画タイル サムネ キャッシュ%APPDATA%\mimageviewer\video_tile_thumbs.db(動画のタイム ライン サムネ。S キーで開ける動画タイル モード用)動画 ファイル単位(A)
変換済みアーカイブキャッシュ%APPDATA%\mimageviewer\archive_cache\(変換済み ZIP)+ archive_cache.db(マッピング)ファイル単位(A)
Susie プラグイン%APPDATA%\mimageviewer\susie_plugins\.spi ファイル配置場所)
ログ%APPDATA%\mimageviewer\logs\(動作ログ・エラーログ)
AI モデル%APPDATA%\mimageviewer\models\
PDF 表示エンジン DLL%APPDATA%\mimageviewer\pdfium.dll
AI 機能用 DLL(DirectML)%APPDATA%\mimageviewer\onnxruntime.dll
%APPDATA%\mimageviewer\onnxruntime_providers_shared.dll(本体に埋め込み済み。初回 AI 機能利用時に自動展開)
TensorRT パック
(NVIDIA 利用時のみ)
%APPDATA%\mimageviewer\tensorrt\(CUDA / cuDNN / TensorRT / OnnxRuntime GPU 版 DLL + 事前ビルド済みエンジン、約 1.97 GB。アプリ内「TensorRT パックをダウンロード」ボタンから GitHub 取得)
TensorRT エンジンキャッシュ
(NVIDIA 利用時のみ)
%APPDATA%\mimageviewer\tensorrt-engines\(モデルごとにサブディレクトリ。事前ビルド済みエンジンが上記パックと一緒に配布されるため、ユーザー側でのビルド作業は不要)
Susie ワーカー EXE%APPDATA%\mimageviewer\mimageviewer-susie32.exe(32bit バイナリ、本体に埋め込み済み。初回起動時に自動展開)
補正・マスクのバックアップ
(環境設定で ON の場合のみ)
各フォルダ直下に mimageviewer.dat(Hidden + System 属性の JSON) 画像補正・補正レイヤー・マスク設定のフォルダ単位バックアップ

--data-dir を指定した場合は、すべてのデータが指定フォルダ内に保存されます(ただし mimageviewer.dat は対象フォルダ側に作られます)。

別ドライブへのデータ移動

システムドライブ (C:) の空き容量が少ない、外付け SSD で高速化したい、などの理由で保存場所を別ドライブに移したい場合は、--data-dir オプションを使った手動移動を行ってください。

  1. 起動している mimageviewer をすべて終了する
  2. エクスプローラで %APPDATA%\mimageviewer\ を開き、フォルダ全体を移動先 (例: D:\mimageviewer-data\) にコピーする
    • 念のためコピーが完了してから元の場所を削除する方が安全です
    • 大容量の cache\ フォルダ (サムネイルキャッシュ) だけはコピーせず、移動先で自動再生成させることもできます
  3. mimageviewer のショートカットを右クリック → プロパティを開き、リンク先の末尾に --data-dir "<移動先パス>" を追記する
    • 例: "C:\Program Files\mImageViewer\mimageviewer.exe" --data-dir "D:\mimageviewer-data"
    • ショートカットを複数作れば複数プロファイルを使い分けられます
  4. ショートカットから起動して、すべての設定・サムネイルキャッシュが引き継がれていることを確認する
  5. 問題がなければ元の %APPDATA%\mimageviewer\ を削除
ℹ️
戻したいとき:ショートカットから --data-dir オプションを削除し、データフォルダを %APPDATA%\mimageviewer\ にコピーし直せば元の状態に戻せます。
⚠️
移動先ドライブのドライブレターが変わる可能性がある環境 (USB 外付け SSD など) では注意してください。ドライブレターが変わるとショートカットの --data-dir パスが無効になり、既定の %APPDATA%\mimageviewer\ に新規データが作られてしまいます。その場合はショートカットの --data-dir パスを新しいドライブレターに書き換えてください。

保存情報の紐付け規則

各種情報はファイル / フォルダのパスをキーにして保存されます。キーの作り方には 2 種類あります。

いずれもパスの文字列をそのままキーにしているため、ファイルやフォルダを別のパスに移動・リネームすると紐付けが切れ、情報がリセットされたように見えます(元のパスに戻せば再度参照できます)。 ZIP / PDF 内の情報はアーカイブ自体のパス + 内部エントリ名でキーを作るため、アーカイブをリネームすると同様に紐付けが切れます。 AppleDouble ファイル(._*)や一時ファイルは対象外です。