タグ機能
画像・動画・フォルダ・ZIP/PDF・対応アーカイブに「#原神」「#風景」のような mIV 内タグを付けて分類できる機能です。タグは mImageViewer 内部のカタログに保存され、 ファイル本体や XMP メタデータは書き換えません。
# 付きタグは、
初回起動時またはフォルダ表示時にアプリ内カタログへ移行されます。
1. ピン留めタグを管理する
よく使うタグはピン留めしておくと、メニューやツールバーからすぐ使えます:
- メニュー「タグ」→「ピン留めタグの管理…」でタグ編集ダイアログを開きます。
- タグ名を入力 (例:
原神、ドール、風景)。 先頭の#は不要です (自動で付きます)。 - OK で保存。ピン留めを ON にしたタグはメニューとツールバーの「タグ:」セクションに並びます。
タグ名を変更・統合する
「ピン留めタグの管理…」で登録済みタグ名を変更すると、既に付いている mIV タグにも反映されます。 既存のタグ名と同じ名前に変更した場合は、そのタグへ統合されます。
この操作は mImageViewer 内部のタグカタログだけを更新し、画像ファイル本体や外部ソフトのキーワード欄は変更しません。
タグ名のルール
- 使用可能文字:
#を除く任意の Unicode 文字 (日本語可、絵文字も可)。 - 先頭
#は自動付与されるので入力不要。 - 空白は使えません。複数タグ検索では空白を区切りとして使います。
- 長さは 1〜64 文字。
- 大文字小文字は定義時の表記を保存、検索時は区別しません。
- 同名タグは 1 つまで (ダイアログでエラー表示)。
2. タグを付ける・外す
自由記入タグを付ける/外す
- グリッドで対象を選択します。複数選択にも対応します。
- メニュー「タグ」→「タグを付ける/外す… (N)」を開きます。ショートカット T、またはツールバーの「タグ:」セクション名を右クリックして開くメニューからも同じダイアログを開けます。
- 作品名・作者名などを入力し、「付ける」または「外す」を押します。入力欄が空のときは、左にピン留めしたタグ、右に過去に使ったタグが並びます。
- 現在の選択タグに出ている
× #タグ名を押すと、そのタグだけを外せます。
単一選択の場合 (トグル)
ピン留めしたタグは、メニューやツールバーからすばやくトグルできます。
- グリッドで対象の項目を 1 つ選択。
- メニュー「タグ」→ タグ名をクリック、またはツールバーのタグボタンを右クリック(左クリックはそのタグのタグビューを開きます)。
- 未付与なら付与、付与済みなら削除されます (トグル)。
複数選択の場合 (バッチトグル)
レーティングと同じ要領で、グリッドで複数の項目にチェックを入れてからタグボタンを右クリックすると、 チェック済みの画像すべてに対してトグルが走ります。
- チェック方法: Space でカーソル位置をチェック、Shift+矢印で範囲チェック、 Ctrl+クリックで個別チェック
- 対象すべてにタグが付いている場合は全削除、それ以外は対象すべてに付与します。
- チェックが 1 つも無い場合は単一選択 → なければフルスクリーン中のページにフォールバック
書き込み完了後、画面下のトーストに実際の結果が表示されます (§4 タグの表示参照)。
Ctrl+Z で直前のタグ操作を取り消せます。バッチトグル後でも、1 回の 取り消しで対象ファイルすべてが操作前の状態に戻ります。やり直しは Ctrl+Y (または Ctrl+Shift+Z)。詳しくは ショートカットキーの「Undo / Redo」を参照してください。
タグをすべてクリア
メニュー「タグ」→「選択中の項目からタグをクリア (N)」で、選択対象の mIV タグをまとめて削除します。
- 削除されるのはアプリ内カタログの mIV タグだけです。
- 画像ファイル本体・XMP・他ソフトのキーワードは変更しません。
3. タグで検索する
タグの発見は専用のタグビューとスマートフィルタで行います。Ctrl+F / Ctrl+G の全文検索には mIV タグは混ぜません。
- Ctrl+T: タグビューを開きます。入力欄の右にある「一覧▼」からピン留めしたタグ・最近使ったタグ・件数の多いタグを選ぶか、タグを直接入力すると該当項目をグリッドに表示します。
#cat #dogのように複数タグを入力すると AND 検索になります。「すべての種類」プルダウンで画像・動画・フォルダ・ZIP/PDF・アーカイブに絞れます。 - メニュー「タグ」→「タグビュー (Ctrl+T)」でも開けます。
- ツールバーのタグボタンを左クリックすると、そのタグのタグビューを直接開けます。
- タグメニュー・メタデータパネルのタグを右クリックして「このタグで探す」を選ぶと、そのタグのタグビューを直接開きます。
- グリッドのタグバッジをクリックしても、そのタグのタグビューを開けます。
- Ctrl+G にタグ名と同じ語を入力した場合は、全文検索結果とは別に「タグ候補」ボタンが表示されます。クリックすると該当タグのタグビューに移動します。
- タグビューの結果からフォルダ・ZIP/PDF・アーカイブを開いた後は、BS またはフォルダバーの でタグビューの結果一覧へ戻れます。
- 現在の一覧をタグで絞りたい場合は、グリッド上部の「絞り込み: タグ」メニューを使います。現在の一覧に含まれるタグが候補に並び、検索欄から全タグも選べます。
検索機能全般の詳細は検索機能ページを参照してください。
4. タグの表示
タグの付与状態は 2 箇所で確認できます:
フルスクリーンのメタデータパネル
右側の情報パネル最上段に「タグ」セクションが出ます。付与済みのタグは
#タグ名 が緑色で表示されます。クリックでトグル (付与 ⇔ 削除)。動画の
「動画メタ情報」パネルでも同じように操作できます。
- ピン留めタグは常に表示されます。
- ピン留めしていないタグでも、現在の画像・動画・本体ファイルに付いているものは表示されます。動画では、その動画を見ている間は、外した後も OFF 状態のボタンとして残ります。
- 各行の からタグ選択ビューへ切り替え、タグを検索・入力して付けられます。入力欄が空のときは「ピン留め」と「最近」を切り替えて候補を選べます。 / を押すと元のメタ情報表示へ戻ります。
- ZIP / PDF / 変換アーカイブ内のページでは、ページ単体ではなく本体ファイルにタグが付きます。
- 通常画像フォルダでは「フォルダ」と「ページ」の 2 行が表示されます。「ページ」は単ページでは現在の画像、見開きでは表示中の左右 2 ファイルを対象にします。
- 見開きで左右の片方だけに付いているタグは中間色で表示され、クリックすると左右両方へ付与されます。
グリッドのタグバッジ
サムネイル左上 (補正バッジ 補 / 消しゴムバッジ 消 の右隣) に、
付与済みのタグが #原神 #風景 のように緑色バッジで表示されます。幅に収まらない
場合は末尾が … で省略されます。クリックすると先頭のタグをタグビューで開きます。
付与完了のトースト表示
タグ操作をすると画面下のトーストに実際の動作結果が出ます:
1 件に #ドール を付与(未付与 → 付与)1 件から #ドール を削除(付与済 → 削除)3 件に #ドール を付与(複数選択で一括付与)5 件から mIV タグをクリア(クリア操作)
5. ツールバーのタグセクション
ツールバーにピン留めタグをボタンで並べておくと、すばやく操作できます。各タグボタンの操作は次のとおりです。
- 左クリック:そのタグのタグビューを開きます(探す側=変化を伴わない操作)。
- 右クリック:選択中・チェック済みの項目にそのタグを付与 / 解除します(トグル)。
- Shift+右クリック:今いるフォルダ・ZIP・PDF 自体にそのタグを付与 / 解除します。
- 選択中の画像にすべて付与されていればボタンがハイライトされます。
セクションの操作・カスタマイズは次のとおりです。
- 表示 / 非表示は、ツールバーの空き領域を右クリック、または「設定」→「ツールバー」で切り替えます。
- 「タグ:」のセクション名(ラベル)を右クリックすると、表示形式(展開 / 折りたたみ / プルダウン)の変更や、タグを付ける / 外すダイアログ・タグ管理を開けます。
6. 他ソフトとの互換性
現在の mIV タグは mImageViewer 専用のカタログに保存します。Lightroom・Bridge・ExifTool などの外部キーワード欄へ自動書き込みは行いません。
旧バージョンがキーワード欄に保存していた # 付きタグは、
初回起動時またはフォルダ表示時にアプリ内カタログへ移行されます。移行後の編集は mIV 内タグとして扱われ、外部ファイルには書き戻しません。
旧キーワード欄を手動で整理する
過去のファイルに残っている # 付きタグを確認したい場合は、画像または動画を選択して
メニュー「タグ」または右クリックメニューから次の操作を実行できます。
- 旧XMPタグを取り込む: ファイル内の旧
#タグをアプリ内タグへ追加します。ファイルは変更しません。 - 旧XMPタグを取り込んでファイルから削除: 取り込み後、ファイル内に残った旧
#タグだけを削除します。他ソフトのキーワードは残します。
動画の同名キーワードファイルは、旧 # タグだけが残っていた場合に限り削除されます。
レーティングや他のキーワードが入っている場合は残します。
バックアップ: タグを初めて更新する前に
tags.db.bak1〜tags.db.bak10 の世代バックアップを自動作成します。
バックアップは tags.db と同じ %APPDATA%\mimageviewer に保存されます。
設定で「フォルダにタグのバックアップを保存する」を ON にすると、画像・動画・ZIP/PDF など実ファイルのタグを そのフォルダの
mimageviewer.dat にも保存できます。整理用タグを共有先に残したくない場合に備え、この設定は既定で OFF です。
7. 注意事項
対応フォーマット
| 形式 | mIV タグ対象 | 備考 |
|---|---|---|
| 画像ファイル | ◯ | JPEG / PNG / WebP など表示対象の画像 |
| 動画ファイル | ◯ | MP4 / MKV / MOV など |
| フォルダ | ◯ | 整理用のコンテナとしてタグ付け可能。フォルダ側バックアップの対象外です |
| ZIP / PDF ファイル | ◯ | 本体ファイルにタグ付け可能 |
| RAR / 7z / LZH などの対応アーカイブ | ◯ | 変換前アーカイブのパスにタグ付け |
| ZIP 内画像 / PDF ページ | ✗ | ページ単位ではなくコンテナ本体へ付けます |
大量ファイルへの一括処理
数百枚以上のファイルへ一括でタグ付与する場合、処理には時間がかかります。処理は
バックグラウンドで走り、完了すると画面下に結果トースト (N 件に #tag を付与 等) が
出ます。
8. 検索インデックスとの関係
mIV タグは Ctrl+F / Ctrl+G の全文検索には含めません。タグを探すときは Ctrl+T のタグビュー、またはスマートフィルタのタグ欄を使います。
タグビューはアプリ内カタログを直接読むため、お気に入り登録やアイテム索引の ON/OFF に依存せず、タグ編集後すぐに反映されます。