FAQ(よくある質問)
mImageViewer でよくいただく質問と回答をまとめています。
アーカイブ・フォーマットについて
RAR / 7z / LZH アーカイブに対応していますか?
対応しています。書庫の種類によって、そのまま直接ブラウズするものと、一度 ZIP に変換してから閲覧するものに分かれます。
- そのまま直接開く:ZIP / CBZ と、ソリッド圧縮でなく・入れ子アーカイブを含まず・パスワードなしの RAR / CBR
- 一度 ZIP に変換してから開く:上の条件を満たさない RAR / CBR(ソリッド圧縮・入れ子あり・パスワード付き)と、7z / CB7・LZH / LHA
変換方式では、対象のファイルをクリックすると ZIP に変換して閲覧します(元ファイルはそのまま残ります)。変換は初回のみで、以降は ZIP と同じ高速な閲覧体験になります。
- 対応形式:
.rar/.cbr/.7z/.cb7/.lzh/.lha(.cbzは ZIP と同じく変換不要。RAR / CBR も上記の条件を満たせば変換不要でそのまま閲覧) - 変換後の ZIP は
%APPDATA%\mimageviewer\archive_cache\に保存されます - 変換時に画像ファイルのみ抽出し、音声・動画・テキスト等は破棄されます
- 画像部分はそのまま再圧縮なしで格納するため、以降の読み出しは最速になります
- キャッシュの一覧・削除は「設定 → 変換済みアーカイブキャッシュ管理…」から行えます
- 環境設定 → パフォーマンス → キャッシュで、開く前に確認する、確認せずに変換する、RAR / 7z / LZH を無視する、を選べます。変換ダイアログの「次回から表示しない」を選ぶと確認せずに変換する設定になります。変換中の進捗は表示されます
RAR / 7z / LZH を ZIP 変換せず直接開けますか?
RAR / CBR は、条件を満たせば ZIP へ変換せずそのまま直接閲覧します。 対象は、ソリッド圧縮でなく・中に別のアーカイブを含まず・パスワードが掛かっていない RAR / CBR です。 この場合は変換キャッシュを作らず、ZIP と同じ感覚でそのまま開けます。
次のいずれかに当てはまる RAR / CBR は、安定した閲覧のために一度 ZIP へ変換します。
- ソリッド圧縮:目的のページより前のデータを順に展開する必要があり、途中のページだけをすぐ取り出せないため
- 入れ子アーカイブを含む:中の書庫を取り出して展開する必要があるため
- パスワード付き:復号を伴うため
.7z / .cb7・.lzh / .lha は、現在はいずれも ZIP へ変換してから閲覧します。
変換後の ZIP を既存の ZIP 閲覧と同じ仕組みで扱うことで、ページ順・履歴・サムネイル・フルスクリーン表示を安定させています。
RAR アーカイブには対応していますか?
対応しています。.rar / .cbr は、ソリッド圧縮でなく・入れ子アーカイブを含まず・パスワードなしの場合はそのまま直接閲覧し、それ以外はクリック時に ZIP へ変換してから閲覧します。
パスワード付き RAR では入力ダイアログが表示されます(この場合は変換対象です)。パスワード自体は保存しませんが、変換後の ZIP キャッシュはパスワードなしで保存されるため、キャッシュが残っている間は次回以降そのまま開けます。
分割 RAR は先頭パート(例: .part01.rar)から開き、後続パートはグリッドに重複表示しません。
RAR 展開には RARLAB 社の UnRAR ソースコードを使用します。UnRAR は RAR アーカイブを扱う用途では 利用できますが、RAR 互換アーカイバの開発や RAR 圧縮アルゴリズムの再作成には使用できません。 mImageViewer では展開・一覧専用として利用し、RAR ファイルの作成機能は提供しません。
ゲーム独自のアーカイブ(xp3、arc、tlg、g00 等)には対応していますか?
ゲーム固有のアーカイブ形式・独自画像形式には対応していません。
専用ツールの GARBro が数百のゲームエンジンに対応しており、独自画像形式 (TLG / G00 等)の PNG 変換まで自動で行ってくれます。GARBro で抽出・変換した 画像フォルダや ZIP は、そのまま mImageViewer で高速に閲覧できます。
古い PC の画像形式(MAG、PI 等)には対応していますか?
Susie 画像プラグインを使って対応しています。対応させたい画像形式の
Susie 画像プラグイン(.spi ファイル)を、環境設定の「ファイル処理 → Susie プラグイン → 📁
フォルダを開く」から開いたフォルダに置くと、mImageViewer から認識されます。
代表的なプラグインで閲覧可能になる形式:
- PI(
ifpi.spi)— PC-98 標準の 16/256 色画像 - MAG(
ifmag.spi)— PC-98 の 16/256 色画像 - PIC / PIC2(
ifpic.spi/ifpic2.spi)— シャープ X68000 系のフルカラー画像 - XLD4(
ifxld4.spi)— X68000 16 色画像
AI アップスケール機能と組み合わせることで、640×400 クラスのレトロ CG を 2560×1600 の現代モニター解像度で鑑賞できます。
Susie プラグインは 32bit / 64bit どちらに対応していますか?
古いレトロ画像プラグインが存在する 32bit 版(.spi)のみに対応しています。
mImageViewer 本体は 64bit ですが、mimageviewer-susie32.exe という 32bit の
ワーカープロセスを別途起動してプラグインをロードするしくみです。
ワーカープロセスは最大 3 つまで並列動作し、不正な画像でプラグインがクラッシュしても メインプロセスには影響しません。クラッシュしたワーカーは自動的に再起動されます。
64bit 版(.sph)には対応していません。モダンフォーマットは mImageViewer 本体が
ネイティブ対応しているため、64bit Susie プラグインの追加価値が低いためです。
Susie プラグインの個別設定を変更したい場合は?
mImageViewer からはプラグイン個別の設定ダイアログ(ConfigurationDlg)を開けません。
設定が必要な場合は、Susie 本体(Susie.exe)を別途インストールし、そちらでプラグインを
登録・設定してください。多くのプラグインは設定を INI ファイル(.spi と同じ階層)
またはレジストリに保存するため、同じ .spi ファイルを mImageViewer のプラグイン
フォルダに置けば、設定値はそのまま反映されます。
機能について
AI アップスケールでレトロ CG を鑑賞したい
おすすめの手順:
- Susie プラグイン(
ifpi.spi/ifmag.spiなど)を「プラグインフォルダ」に配置 - 公式配布の LZH アーカイブをクリックして ZIP に変換
- 変換後の ZIP を開き、フルスクリーンで画像を表示
- 補正パネルの「AI アップスケール」を ON、モデルを選択
例: 16bitセンセーション公式配布ファイルの LZH → 中身の PI / MAG → 4x AI アップスケールで 2560×1600 相当の画質で鑑賞できます。
ルーペ機能の使い方は?
フルスクリーン表示中にカーソル周辺を拡大表示する機能です。
- Shift 押しっぱなし — 押している間だけルーペを表示
- M キー — ルーペのトグル(長時間の精密作業向け)
消しゴムモード中は併用できます。画像分析・補正レイヤー・360 度パノラマ・動画・テキスト注釈モード中は表示されず、テキスト注釈モードを終了すると以前のトグル状態に応じて再び表示されます。倍率や表示サイズは環境設定で調整できます。
透過画像の背景色を変えたい
透過 PNG / WebP / GIF をフルスクリーンで開いているとき、B キーで背景を循環できます。 黒 → 白 → 市松 → 黒 の順に切り替わります。AI アップスケール表示中は黒 ↔ 白の 2 段です。
この設定は一時的なもので、画像を開き直すと黒背景に戻ります。透過のない画像では切り替わりません。
ダークモードに切り替えたい
「環境設定 → 全体設定 → テーマ」で以下から選べます:
- システム(既定)— Windows のアプリ用テーマに追従
- ライト — 明るい配色で固定
- ダーク — 暗い配色で固定
「システム」選択中は、起動後に Windows 側でライト/ダークを切り替えると mImageViewer も自動的に追従します。
編集結果を別ファイルに保存するには?
フルスクリーン表示中に Ctrl+E、または画像補正パネル(画面左端にマウスを寄せると表示)の ヘッダー右側にあるエクスポートアイコンで、現在の表示結果を別ファイルへ保存できます。 画像補正、AI アップスケール、ポストフィルタ、消しゴム、補正レイヤー、隠蔽加工、テキスト注釈が反映されます。
詳しい操作、ファイル名の規則、メタデータ保持については エクスポートを参照してください。
表示について
ウィンドウの端をドラッグしてサイズを変えると、一瞬中身が伸び縮みして見えます
不具合ではなく、表示のしくみ上の仕様です。mImageViewer は、サムネイル一覧やフルスクリーン表示を アプリ側で画面全体をまとめて描画し、1 枚の画像として Windows に渡しています。 ウィンドウサイズをドラッグしている最中は、アプリが新しいサイズで描き直すよりわずかに早く、 Windows が直前の画像を新しいウィンドウの大きさへ引き伸ばして表示します。このため、リサイズ中だけ 一瞬、画像やツールバーが縦横に伸び縮みして見えることがあります。サイズ変更を終えると正しい表示に戻ります。
この描画方式は、数千〜数万ファイルの大きなフォルダでも軽快にスクロールできるようにするためのものです。 一覧全体をいちどに描くのではなく、画面に見えている範囲だけをそのつど描く「仮想スクロール」方式を採用しているため、 ファイル数が増えても表示が重くなりません。その代わり、画面全体を 1 枚の画像として扱う構造になっているので、 リサイズ中の引き伸ばしは仕組み上どうしても発生します。
対応予定の機能
マウスジェスチャーには対応していますか?
対応しています。設定メニューの「操作カスタマイズ…」で、右ドラッグを未使用 / リングショートカット / マウスジェスチャから選べます。マウスジェスチャは上下左右の軌跡を登録済みパターンと照合して実行します。
ブラウザからの画像ドロップに対応していますか?
現時点では未対応です。要望に応じて検討します。
データ・保存場所
アプリのデータ保存場所を別ドライブに移したい
--data-dir オプションを使った手動移動で対応できます。手順は
設定リファレンスの「別ドライブへのデータ移動」を参照してください。
変換済みアーカイブキャッシュを削除したい
「設定 → 変換済みアーカイブキャッシュ管理…」から以下の操作ができます:
- 変換済みキャッシュの一覧・合計サイズ表示
- 個別選択削除(チェックボックス複数選択)
- 元ファイルが既に存在しないエントリの一括削除
- 全キャッシュの削除
環境設定 → パフォーマンス → キャッシュで MB 単位の容量上限を有効にすると、変換完了後に古いキャッシュから自動削除できます。既定は無制限です。
サムネイルキャッシュ(WebP)の管理は別メニュー(「キャッシュ管理…」)から行います。