グリッド表示
サムネイル一覧画面の操作方法を説明します。
画面構成
グリッド表示画面は上から順に以下の要素で構成されています。
- メニューバー: 「ファイル」「お気に入り」「設定」「ヘルプ」の 4 つのメニューがあります。
- ツールバー(任意): 列数・サムネイル比率・ソート順・お気に入りの各セクションを表示できます。表示内容は設定でカスタマイズ可能です。
- アドレスバー(任意): 現在のフォルダパスを表示・編集できます。パスを入力して Enter でそのフォルダに移動します。
- サムネイルエリア: サブフォルダが先頭に並び、続いて画像・動画のサムネイルがグリッド状に表示されます。
フォルダの開き方
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| アドレスバーにパス入力 + Enter | 指定したフォルダに移動します |
| ファイル → フォルダを開く… | パス入力ダイアログを開きます |
| Ctrl+O | 同上 |
| サブフォルダをダブルクリック | そのフォルダに移動 |
| BS(Backspace) | 親フォルダへ移動 |
| Ctrl+↑ | フォルダツリーで前のフォルダへ |
| Ctrl+↓ | フォルダツリーで次のフォルダへ |
画像の表示
サムネイルをダブルクリックするとフルスクリーン表示に切り替わります。 Enter キーでも同様に表示できます。
外部追加ファイルの自動反映
別のアプリ(画像生成ツール等)でフォルダに画像を追加・削除した後、 mImageViewer のウィンドウに戻ると一覧が自動的に更新されます。次のタイミングで 変化をチェックし、更新があった場合のみ再読み込みします:
- タスクトレイから復帰したとき
- Alt+Tab などで他のアプリから mImageViewer に戻ったとき
選択中のサムネイルは自動反映後もそのままハイライトされ、新しく追加された ファイルのせいで画面外に移動した場合は、選択位置が見えるようスクロールし直します。 選択していなかった / 選択していたファイルが削除された場合は、スクロール位置は そのまま維持します。
ZIP / PDF を開いているときや、グローバル全文検索 (Ctrl+G) の 結果表示中は自動反映の対象外です。
ソート
ツールバーのソートセクション、または設定メニューからソート順を変更できます。
| ソート順 | 説明 |
|---|---|
| ファイル名順 | ファイル名のアルファベット・五十音順 |
| 番号順 | 自然順ソート(1, 2, 9, 10, 11 の順に並ぶ) |
| 日付順(古い順) | 更新日時が古いファイルが先頭 |
| 日付順(新しい順) | 更新日時が新しいファイルが先頭 |
列数の変更
サムネイルの列数は以下の操作で変更できます(1〜10列):
- Ctrl+マウスホイール:列数を増減
- Alt+1〜9:列数を 1〜9 に切り替え / Alt+0:10 列
- ツールバーの「列:」セクションからボタンで選択
- 設定メニュー → サムネイル列数
ファイル操作
選択とチェック
mImageViewer では「選択」と「チェック」の 2 つの選択方法があります。
- 選択(ハイライト):サムネイルをクリックで 1 つ選択。矢印キーで移動。
- チェック(複数選択):Ctrl+クリック、または Space キーでチェックを ON/OFF。Shift+矢印キーで範囲チェック。
チェックされたアイテムがある場合、ファイル操作(コピー・削除など)はチェック済みのすべてに適用されます。
- Ctrl+A: 表示中のすべてのアイテムをチェック
- Ctrl+D: チェックをすべて解除(Ctrl+Shift+A でも可)
- 複数アイテムをチェック中に右クリック → コンテキストメニューの「選択解除 (Ctrl+D)」でも解除できます
右クリックメニュー
サムネイルを右クリックするとコンテキストメニューが表示されます。
| メニュー項目 | 説明 |
|---|---|
| パスをコピー | ファイルのフルパスをクリップボードにコピー |
| ファイル名をコピー | ファイル名のみをコピー |
| 画像をクリップボードにコピー | デコードした画像データをコピー(画像のみ) |
| コピー / カット | ファイルをクリップボードにコピー・カット |
| ペースト(Ctrl+V) | クリップボードのファイルを現在のフォルダに貼り付け |
| フォルダを開く | エクスプローラーでファイルの場所を開く |
| ○○で開く | 直近使用したアプリケーションで開く(最大 3 件) |
| アプリケーションで開く… | 拡張子に関連付けられたアプリ一覧を展開。「アプリケーションを追加…」でリストにないアプリも登録可能 |
| 左に回転 (L) / 右に回転 (R) | 非破壊回転 |
| 削除(ゴミ箱) | ファイルをごみ箱に移動 |
- フォルダ:「パスをコピー」「エクスプローラで開く」「ペースト」
- ZIP / PDF ファイル:「パスをコピー」「フォルダを開く」「アプリケーションで開く…」「ペースト」
- ZIP 内の画像:「パスをコピー」「ファイル名をコピー」「画像をクリップボードにコピー」
- PDF のページ:「パスをコピー」「ページ名をコピー」
ファイルの削除
選択またはチェックしたファイルを Delete キーで削除できます。削除前に確認ダイアログが表示されます。 削除されたファイルはごみ箱に移動します(完全削除ではありません)。
メタデータ検索 (Ctrl+F / Ctrl+G / Ctrl+S)
3 種類の検索モードを用途に合わせて使い分けます:
| ショートカット | 検索スコープ | 用途 |
|---|---|---|
| Ctrl+F | 現在表示中の一覧のみ(非再帰) | 今開いているフォルダ / ZIP 内で「どれだっけ」を探す |
| Ctrl+G | お気に入り全体(全文索引) | 登録済みフォルダを横断して「昔見たあの画像」を探す |
| Ctrl+S | お気に入り配下のフォルダ / ZIP / PDF 名 | 過去に訪れたフォルダを名前で呼び出す(お気に入り検索) |
3 モードの詳細、検索クエリ構文 (AND / OR / NOT / フレーズ / タグ)、絞り込みドロップダウン、 インデックスの作り方は検索機能ページにまとめています。
□OR チェックを入れると、語をいずれか 1 つでも含めばヒット扱いになります
(除外 -word は常に AND)。例: klee #klee でキーワード・タグどちらか片方で
「klee」を含む画像を拾えます。
ZIP アーカイブ
ZIP ファイルをダブルクリックすると、アーカイブ内の画像をその場で一覧表示できます。 解凍不要でサムネイルを確認できます。
- ZIP 内の画像に対してフルスクリーン表示が使えます
- ZIP の外に出るには BS(Backspace)キーを押します
PDF ファイル
PDF ファイルをダブルクリックすると、ページごとにサムネイル表示されます。 各ページをダブルクリックするとフルスクリーンでページを閲覧できます。
- PDF 内のページに対してフルスクリーン表示が使えます
- PDF の外に出るには BS(Backspace)キーを押します
レーティング(★)
個別の画像(画像ファイル・ZIP 内画像・PDF ページ)と、コンテナ(フォルダ・ZIP ファイル・PDF ファイル)の 両方に★1〜★5 のレーティングを付けて、好みの絞り込み表示ができます。 コンテナ★は「そのフォルダ / ZIP / PDF 自体に対する評価」で、中身のページ単位★とは独立に管理されます。 フォルダ一覧を開いたときに★で絞り込んで、お気に入りのフォルダだけを一覧表示するような使い方を想定しています。
- F1〜F5:選択中(またはチェック済み)のアイテムに★1〜★5 を付与
- F6:レーティングを解除(未評価に戻す)
- Shift+F1〜F5:現在一覧表示中のフォルダ / ZIP / PDF 本体にコンテナ★を付与
- Shift+F6:現在一覧表示中のコンテナ★を解除
- フォルダ / ZIP / PDF のアイコンを選択した状態で F1〜F6 を押した場合も、そのコンテナ★を操作できます
- チェック済みアイテムがある状態で押すと、一括でレーティングが付きます(操作後チェックは解除されます)
- 付与したレーティングはサムネイルの左下に★バッジで表示されます
- 画像系:金色の ★
- コンテナ系:銀青色の 📁★(先頭にフォルダアイコンが付き、画像★と区別できます)
- 現在表示中のフォルダ / ZIP / PDF にコンテナ★が付いている場合は、アドレスバー(ツールバー「フォルダ:」欄)の右端にも同じバッジが表示されます
- フルスクリーン表示中にも同じキーで付けられます(Shift+Fn は「今見ている画像が入っているコンテナ」を対象にします)
- 誤操作した場合は Ctrl+Z で取り消し、Ctrl+Y でやり直しができます。一括レーティングも 1 回の取り消しで対象すべてが元に戻ります
ツールバーの「★:」セクションで、表示するレーティングを絞り込めます。画像系・コンテナ系の両方に同じフィルタが適用されるので、 「★4 以上のフォルダだけ表示」といった使い方ができます。
- 「なし」「1」〜「5」の各バッジがトグルボタンになっています。選択解除したバッジのアイテムは一覧から隠れます
- Ctrl+クリック:そのレーティングだけに絞る(他をすべて OFF にする)。同じボタンをもう一度 Ctrl+クリックすると全 ON に戻ります
- Shift+クリック:そのレーティング以上に絞る(「★3 以上だけ見たい」など)。同じボタンをもう一度 Shift+クリックすると全 ON に戻ります
- Ctrl+Shift+クリック:そのレーティング+「未評価」に絞る(「★5 のファイルをフォルダツリーで探す」ときに使います。Ctrl+クリックだけだと未評価(フォルダも含む)まで隠れてしまい、階層を降りて探せなくなるので、ツリー探索用はこちらが便利です。未評価の画像もあわせて出るので、上位フォルダでは件数が多くなりますが、目的の★付きファイルはツリーを辿れば見つけられます)。同じボタンをもう一度 Ctrl+Shift+クリックすると全 ON に戻ります
- 各バッジの右クリックで「この★のみ表示」「この★以上を表示」「この★と未評価」「すべて表示」のメニューを開けます(ショートカットを覚えなくても同じ操作ができます)
- メタデータ検索フィルタ(Ctrl+F)とは AND 結合されます
- Ctrl+A:現在のフィルタで表示中のアイテムを全てチェック状態にします(大量レーティングの一括変更に便利)
- 画面から見えなくなったアイテム(フィルタで隠れた・★が変わってフィルタ条件から外れた等)は自動的にチェック・選択対象から外れます。見えているアイテムにだけ後続の操作が効くので、「画面で見えていない画像に意図せず★がついてしまう」ことがありません
- ツールバーのレーティングセクションは「設定 → ツールバー」で表示/非表示を切り替えられます
フォルダ一覧での子孫★件数バッジ
レーティングフィルタを有効にしている(「なし」〜「5」のいずれかの選択を外している)ときは、 フォルダ / ZIP / PDF のサムネイル右下に、そのフォルダ配下(サブフォルダや ZIP / PDF の中身も含む)で 現在のフィルタに一致する子孫ファイルの件数がオレンジのバッジで表示されます。 深い階層に埋もれた★付きファイルを探すのに使えます。
- 対象はフォルダ / ZIP ファイル / PDF ファイルのサムネイル。画像そのものには付きません
- 件数 0 のフォルダにはバッジを表示しません(「0 件」と「未集計」を画面上で区別させないため)
- フォルダ一覧の表示はブロックせず、バックグラウンドで集計が進みしだい件数が埋まります
- バッジにマウスを重ねると、★ごとの内訳(★5 : 12 件 / ★4 : 5 件 …)がツールチップで表示されます
- レーティングフィルタを全て有効(未フィルタ状態)にするとバッジは表示されません
- 未評価フォルダは「なし」バケットの ON/OFF に従います。 「★付きフォルダだけに絞る」なら「なし」を OFF(例:★5 のみクリックで solo)、 「★付き子孫を含むフォルダを探したい」なら「なし」を ON のままにして、 未評価フォルダの右下に出る件数バッジで目的のフォルダを特定してください
レーティングデータは %APPDATA%\mimageviewer\rating.db に保存され、デフォルトでは元ファイルを変更しません。
レーティングを XMP にも書き込む(opt-in)
環境設定 → レーティング ページの「レーティングを XMP にも書き込む」を ON にすると、
F1〜F5 / F6 でつけた★が XMP xmp:Rating としてファイル本体にも書き込まれます。
別のフォルダに移動してもレーティングが失われず、Lightroom / Bridge / digiKam / Windows エクスプローラー「評価」列など
XMP 対応ソフトでも同じ★が見えます。
- 対応形式は JPEG / PNG / WebP のみ。それ以外の形式(RAW / HEIC / AVIF / TIFF / ZIP 内画像 / PDF ページ等)は 従来通りアプリ内データベースだけに保存されるため、別フォルダへ移動すると★は失われます
- ★を付け外しするたびにファイル本体が書き換わり、更新日時が新しくなります(非破壊ではありません)
- フォルダ / ZIP / PDF 本体の Shift+F1〜F6 は書き込み先がないため、この設定と無関係にアプリ内データベースのみです
- 書き込みに失敗した場合(ファイルが読み取り専用・他アプリに排他ロックされている等)は、画面右下にトーストで通知されます。 その場合も★自体はアプリ内データベースには反映済みです
デフォルトは OFF(非破壊)です。ファイルの引っ越しが多い運用や、Windows エクスプローラーにも★を見せたい場合に 有効化してください。
お気に入り
よく使うフォルダをお気に入りに登録しておくと、素早くアクセスできます。
- メニュー「お気に入り」→「このフォルダを追加…」で表示名を付けて登録
- メニュー「お気に入り」→「編集」でお気に入りダイアログを開き、並び替え・削除・インデックス管理を行う
- 登録したフォルダはメニューまたはツールバーの「お気に入り:」セクションから選択
お気に入りダイアログ: インデックス管理
お気に入りダイアログ (メニュー「お気に入り」→「編集」) には各お気に入りごとに 「名前索引」「メタ索引」の ON/OFF チェックボックスがあります。どちらも既定は OFFで、 ON に切り替えると即座に配下を再帰的に走査してインデックスを作成します。以降はファイルの 追加・削除・変更を自動で監視して索引に反映されます。
- 名前索引: フォルダ / ZIP / PDF の名前のインデックス(Ctrl+S の対象)。 軽量で容量コストも小さい。
- メタ索引: 画像のメタデータ全文(ファイル名 + EXIF + XMP + AI プロンプト + PDF メタ + タグ)のインデックス(Ctrl+G / Ctrl+F の高速化対象 + グリッドのタグバッジ)。 10 万件規模でも高速だがディスク容量を使う。
進捗はお気に入りダイアログ内の各行 (⏳ 起動中 / ⏳ スキャン中 / ✅)
とウィンドウタイトルバーのサフィックス (インデックス更新中) で確認できます。
詳細は検索機能 §8を参照。
お気に入り検索 (Ctrl+S)
名前索引 ON のお気に入り配下で、フォルダ・ZIP・PDF 名を横断検索できます。
- メニュー「お気に入り」→「名前で検索 (Ctrl+S)」で画面上部に検索バーが表示されます。
- テキストを入力すると、お気に入り全体から部分一致 (大文字小文字無視) でヒットしたフォルダ・ZIP・PDF がサムネイル一覧に表示されます。
- 検索クエリ構文 (AND /
-除外 /"…"フレーズ) はメタデータ検索と共通です。 - 結果をクリック/ダブルクリックすると通常どおりそのフォルダ・アーカイブを開きます。
- × ボタンまたは Esc で検索を閉じ、元のフォルダに戻ります。
- 名前索引が OFF の場合は検索結果が出ません。 お気に入りダイアログで名前索引のチェックを ON にしてください (詳細は検索機能 §8)。
サムネイルキャッシュ
一度読み込んだサムネイルはキャッシュに保存され、次回の表示が高速化されます。 キャッシュの設定は設定リファレンスを参照してください。