AI アプリとの連携
同じ PC の Claude Desktop や ChatGPT (Codex) から、mImageViewer のライブラリを検索・整理できます。 AI アプリとほかのアプリをつなぐ共通規格「MCP」を使います。
初めて使う方はAI アプリとの連携 (MCP) のチュートリアルをご覧ください。
許可の範囲を選ぶ
mIV を起動し、「設定」メニュー →「AI 連携…」を開きます。 許可の範囲と、縮小画像・撮影位置・AI 説明文のチェックは変えた時点で反映されます。OK・キャンセルはありません。
| 許可の範囲 | AI に許す操作 |
|---|---|
| 無効(既定) | この連携では情報を渡さず、操作も受け付けません |
| 読み取りのみ | 検索、フォルダや本の一覧、ファイル情報、タグ・★・コレクション、本棚・閲覧履歴・ブックマークの確認 |
| 読み取りと、mIV で開く | 読み取りに加えて、メイン画面で指定の場所を開きます。画像・動画・音声はそのフォルダへ移って選んだファイルを表示・再生し、ZIP / PDF は本として開きます。画面が切り替わります |
| 整理まで: タグ・★・コレクションの変更 | 読み取りと開く操作に加えて、タグの追加・削除、★の設定・解除、コレクションの作成・名前の変更・項目の追加・取り外し |
許可の範囲は、この連携を使う AI アプリに共通です。「整理まで」では、mIV は変更のたびに確認を出しません。 必要な範囲を選び、使い終わったら「読み取りのみ」や「無効」に戻せます。すでに受け付けた変更は、許可を下げても取り消されません。
「AI 説明文を AI に見せる」は既定ではオフです。オンにすると、AI アプリが保存済みの説明文・画像内の文字・検索語で検索でき、ファイルや本の情報を調べたときにその内容も受け取ります。 オフではその内容で検索せず、内容も渡しません。ただし、説明文のある書庫・フォルダの本は名前で検索すると結果に出るため、説明文があることは推測できます。
AI に見せるもの・見せないもの
読み取りを許可すると、AI アプリは次の情報を取得できます。ファイルに情報がない場合や、形式が対応していない場合は取得できない項目もあります。
| 情報 | 渡る内容 |
|---|---|
| mIV の状態 | 連携の許可の範囲、縮小画像・撮影位置・AI 説明文の許可、検索の準備状態、リモート閲覧中かどうか、アプリの版 |
| 場所と基本情報 | ファイルの場所(絶対パス)、名前、種類、大きさ、画像の寸法、日時、フォルダや対応する本の一覧、検索結果 |
| mIV での整理・閲覧情報 | タグ・★、コレクションの名前と登録内容、本棚、お気に入り、閲覧履歴、ブックマーク |
| 撮影・生成情報 | 撮影日時・カメラやレンズの機種などの EXIF、AI 生成画像のプロンプト・モデル名・生成条件など。PNG tEXt チャンクや EXIF UserComment に含まれる生成情報から、対応する項目を取り出します |
| 縮小画像 | 「縮小画像を AI に見せる」がオンの場合に渡ります。既定はオフです。画像や指定した本のページが対象で、補正・編集は反映しません。隠す編集をした画像、動画や書庫の代表画像は渡しません |
| 撮影位置 | 「撮影位置 (GPS) を AI に見せる」がオンの場合に、EXIF の GPS 欄を渡します。既定はオフです。AI アプリが、受け取った位置から地名を調べるために Web 検索などを使う場合があります |
| AI 説明文 | 「AI 説明文を AI に見せる」がオンの場合に、画像や本の表紙の説明文・画像内の文字・検索語を渡し、検索にも使います。既定はオフです。本のページを指定した場合は、その本の表紙の説明文を渡します。表紙に固定した本文のページや ZIP 内の画像から読み取った文字も含み、氏名・連絡先などが入ることがあります |
この連携では、画像・動画・音声の元データ、PDF / ZIP の本文そのもの(ページの画像や文章を直接取り出すこと)、mIV の設定ファイルの内容全体、保存した PDF のパスワード、リモート接続の暗証番号は渡しません。許可した縮小画像と AI 説明文は、上の表の範囲で渡ります。 撮影位置をオフにしても、ファイル名・タグ・プロンプトなどの文章に書かれた地名を取り除くものではありません。
mIV 本体のアップスケール・ノイズ除去・消しゴムの補完などは PC 内で動く画像 AI です。 この AI アプリとの連携は別の機能で、渡した情報は提供元へ送られます。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
AI アプリへ登録する
- 使う AI アプリを終了します。Claude Desktop はウィンドウを閉じても通知領域(タスクトレイ)に残る場合があるため、そこからも終了してください。Codex CLI や IDE 拡張も同じ設定ファイルを使うため、使っている場合はそれらも終了してください。
- mIV の「AI 連携」ウィンドウで、Claude Desktop または ChatGPT (Codex) の行を確認します。「再確認」で検出し直せます。
- 「登録する」を押し、表示された内容 (追加・書き換え・削除) と設定ファイルの場所を確かめて登録します。登録先が違うと表示された場合は「登録し直す」を使います。
- 許可の範囲を選んで AI アプリを起動し、mIV のライブラリを検索するなどの依頼をします。利用中は mIV を起動したままにしてください。
登録・解除では AI アプリの設定ファイルを書き換えます。既存のファイルがある場合は、書き換え前の内容を同じ場所に
.mimageviewer.bak を末尾に付けた名前で残します。バックアップは 1 つで、次の書き換えで上書きされます。
使わなくなった場合は、対象の AI アプリを終了してから「登録を外す」を押します。 自動で登録できない場合や手動で設定したい場合は、その行の「手順を見る」を使ってください。
mIV をアンインストールしたり、ポータブル版のフォルダを削除したりしても、AI アプリ側の登録とバックアップは残ります。 不要なら先に「登録を外す」を使い、バックアップは手動で削除してください。
AI アプリ側の確認について
AI アプリが、個々の操作(ツール)を使うたびに許可を求める場合があります。これは AI アプリの確認で、mIV から止めることはできません。
- Claude Desktop: アプリ自身の設定で、個々の操作を常に許可できる場合があります。お使いのアプリの設定を確認してください。
- ChatGPT (Codex): mIV から登録すると、mIV との連携の操作は確認なしで実行する設定になります。mIV の「許可の範囲」が操作の上限になります。
頼めることの例
AI アプリに、ふだんの言葉で頼みます。次の例は、テスト用の画像で動作を確かめた頼み方です。 分類や判断の正しさは AI アプリによるので、変更のあとは mIV の画面や「AI による変更」で確かめてください。
| したいこと | 頼み方の例 | 必要な許可 |
|---|---|---|
| ★とタグを確認する | 「mImageViewer の★とタグの一覧を見せて」 | 読み取りのみ |
| AI 生成画像をモデルごとに分ける | 「D:\AI画像 の画像を、生成に使ったモデルごとに model-モデル名 のタグで分けて」 | 整理まで |
| 同じ題材の画像をまとめる | 「同じ題材で画風だけ違う画像を、題材ごとのコレクションにまとめて」 | 整理まで |
| テーマで選んでコレクションを作る | 「D:\AI画像 から夕陽をテーマにしたイラストを 10 件選んで、「夕陽セレクト」というコレクションに入れて。選んだ理由も教えて」 | 整理まで、縮小画像 |
| 描かれた内容でタグを付ける | 「夕焼けや海を描いた画像を探して sunset のタグを付けて。選んだ理由も教えて」 | 整理まで、縮小画像 |
| 写真を写っているもので分ける | 「写真を見て、風景・建物・人物・動物などのタグを付けて。迷った写真も教えて」 | 整理まで、縮小画像 |
| 撮影場所で分ける | 「旅行の写真を撮影した都市ごとに trip-都市名 のタグで分けて、撮影日順に一覧して」 | 整理まで、撮影位置 |
| 言葉で探して開く | 「雪山の画像を探して、1 枚を mImageViewer で開いて」 | 読み取りと、mIV で開く |
| 同じ絵を探す | 「このフォルダの中から ○○.png と同じ絵で、大きさや形式が違う画像を探して」 | 読み取りのみ、縮小画像 |
| 本の中身を見てタグを付ける | 「この ZIP の本を何ページか見て、どんな本か教えて。内容に合うタグも付けて」 | 整理まで、縮小画像 |
- 言葉で探すのは、お気に入りで「アイテム索引」をオンにした場所だけが対象です。 ファイル名・撮影情報・AI 生成画像のプロンプトなど、文字で記録された情報を探せます。「AI 説明文」を許可すると、保存済みの説明文・画像内の文字・検索語でも探せます。説明文の作成は mIV で行ってください。
- 枚数の多いフォルダも、AI アプリは一覧を区切って順に読むので、数百枚あっても最後までたどれます。 コレクションはファイルへのリンクなので、AI に選ばせても元のファイルは動きません。
- 写っているもので選ぶ・分けるときは、AI が縮小画像を順に見て判断します。枚数が多いほど時間がかかり、 AI アプリの利用量も増えるので、フォルダを絞って頼んでください。
- 同じ絵を探すのは、指定した場所の縮小画像を AI が見比べる方法です。PC 全体から探すことはできません。
- カメラの機種によっては、RAW ファイルから撮影情報(メーカー名など)を読めない場合があります。
- AI アプリが mIV の機能を使わないときは、AI アプリが画面操作など別の方法を選んでいることがあります。 頼む文に「mImageViewer の MCP ツールを使って」と書き添えてください。場所は「C:\写真\旅行」のようにフルパスで伝えると、 AI アプリが新しい会話でも迷わずに見つけられます。
- ファイルの移動・名前の変更・削除は、この連携では頼めません。タグやコレクションで分けるよう頼んでください。 AI アプリが自分の機能でファイルを動かした場合、mIV で付けたタグなどが移動先へ引き継がれない場合があります。
整理を頼むときの制限と変更の記録
- 1 回の変更は最大 500 件、タグは1 回に最大 10 個です。
- ★は 1〜5 を付けられ、0 は評価の解除です。タグの変更はファイルやフォルダが対象で、ZIP 内の項目や PDF のページには付けられません。
- ★を画像ファイルへ書き込む設定を有効にしている場合は、AI による★の変更にも適用されます。
- コレクションから項目を外しても、元のファイルは削除されません。コレクション自体の削除は、この連携ではできません。
- AI による変更は「元に戻す」の対象になりません。変更内容を確認し、必要なら自分でタグ・★・コレクションを直してください。
- リモート閲覧で操作中は、AI からの変更や mIV で開く依頼を受け付けません。
「AI 連携」ウィンドウの「AI による変更」に、時刻・AI アプリ名・操作・件数が新しい順に並びます。 展開すると対象と変更前後の値・結果を確認でき、コピーもできます。最新 100 回分を表示し、mIV を終了すると消えます。 変更済みのタグ・★・コレクション自体は残ります。
タグ変更の「受け付けた」は完了を意味しません。記録の「処理中」が結果に変わったことを確認してください。 mIV で開く依頼の「受け付けた」は、開く処理を始めたという意味です。読み込み中の問題は mIV の画面に表示されます。
「最近使った AI アプリ」には、AI アプリが名乗った名前・バージョンと直近の利用状況を表示します。 これも mIV を終了すると消えます。
ログに残るもの
AI からの要求の記録には、操作のツール名・所要時間・件数・結果やエラーの種類が残ります。 AI からの検索語や読み取り結果を、mIV の履歴・診断ログへ保存することはありません。
一方、AI が変更したタグや★は、自分で操作した場合と同じ通常の動作ログにも記録され、変更したファイルの場所やタグ名などが残ります。 mIV で開いたファイルも通常の閲覧と同じ記録の対象です。「AI による変更」の表示が消えても、通常のログまで消えるわけではありません。
AI アプリ側の会話履歴やログ、受け取った情報の保存は、そのアプリと提供元の設定・方針に従います。
使えないときは
- mIV を起動し、「AI 連携」の許可の範囲と対象アプリの登録状態を確認してください。
- 登録・解除が動作中のため断られた場合は、対象アプリを終了して「再確認」を押してください。
- 設定ファイルを読めない、登録先を決められないなどと表示された場合は、表示された理由を確認し、「手順を見る」から手動設定の案内を開いてください。
- AI アプリが mIV の連携を使わずに、自分の画面操作などを試して止まることがあります。 「mImageViewer の縮小画像を取得する機能で見て」のように、使う機能を具体的に頼み直してください。
- 読み取りはできても変更できない場合は、「整理まで」になっているか、リモート閲覧で操作中でないかを確認してください。